画像: スーパーラグビーはマラソン、6月は短距離走。ジャパン発表、指揮官の言葉。

スーパーラグビーはマラソン、6月は短距離走。ジャパン発表、指揮官の言葉。

「良いスコッドを組めた」とジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチ。
(撮影/松本かおり)
明快だった。
「そのポジションにおいてベストなプレーヤーだ」
2015年のワールドカップ以来の日本代表復帰(昨年5月、スコッドには選出されるも怪我で参加できず)となるNO8リーチ マイケルについて、選考理由をそう話した。
5月29日の午後、ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ(以下、HC)が6月の「リポビタンDチャレンジカップ2017」に臨む日本代表メンバーを発表した。FW18名、BK15名の計33名がルーマニア、アイルランドとの戦いに挑む。
指揮官は久しぶりに加わったスーパーラグビー、チーフスのレギュラーNO8として活躍するリーチの名を読み上げ、「(他にもいる新メンバーも含め)日本代表がどういうラグビーをしたいか、今回の3戦で理解してほしい」と言った。
3月におこなわれたパシフィック・チャレンジに参加したジュニア・ジャパン、4月、5月のアジアラグビーチャンピオンシップとサンウルブズの活動に加え、今年から始まったNDS(将来日本代表に選出される可能性のある人材+サンウルブズのメンバーのうち遠征に参加しない選手たちも招集し、日本代表スタッフのもとで育成する取り組み)などを選考の場にしたから、85人の中からピックアップされた選手たちだ。それを踏まえジョセフHCは「(選考過程に)明確性と深みがある」と述べた。
今季のサンウルブズの試合に出場した23人を含め、多くの選手たちが、長く、困難な戦いを経て、代表の座へアピールしてきたことを称えてこう言った。
「例えばスーパーラグビーは、マラソンのようなものです。サンウルブズの選手たちは10万3000キロ、300時間を移動に費やして戦ってきた。それに比べると、6月は短距離走。移動は最小限。家族や友人の前で戦うことになる」
良いスコッドを組めたとし、テストシリーズが楽しみと笑顔を見せた。
ルーマニアを「大きくてパワフル。セットピースは強く、モールにも長けている」、アイルランドを「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズで主力が抜けているとはいえ経験のあるチーム。手強いことに違いはない」としたジョセフHCは、「自分たちのラグビーをしたい。強みを出していく。ハイテンポの試合を」とした。
「自分たちのゲームの中に一貫性を持ちたい。セットプレー、ディフェンス、アンストラクチャーのそれぞれでプレッシャーをかけていく」
チームは6月2日、福岡・宗像に集合して合宿に入る。10日に熊本でルーマニアと戦い、東に移動。17日、24日に、それぞれ静岡(エコパスタジアム)、東京(味の素スタジアム)でアイルランドと戦う。
ジョセフHCは31人の代表メンバーを読み上げる前に、LOアニセ サムエラ(キヤノン)、FL布巻峻介(パナソニック)、小澤直輝(サントリー)ら3人は怪我のために惜しくも代表の座を逃したことを発表した。
また、現在98キャップのLO大野均(東芝)に関しては、「怪我もあり十分な試合数を経験できていない」と話し、「サンウルブズの残り試合には活躍の場もあるだろう。その先にまだチャンスがある」とした。

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