画像: 中日 若松駿太・得意の季節に巻き返す

中日 若松駿太・得意の季節に巻き返す

あの鮮やかな記録を思い起こす。2015年夏。プロ3年目だった若松駿太は、一気にブレークの階段を駆け上がった。7、8月に9試合に先発して6勝1敗。8月の月間MVPを獲得し、希望の光になった。
「夏は嫌いじゃない。投げるスタミナはあるほうだと思うので」。飛び散る汗が、頼もしさの象徴でもあった。
昨季は先発ローテの中心としての重圧と、開幕からのフル回転で終盤に失速。そして今季は開幕から状態が上がらず、ひとつも白星を手に入れられないまま4月下旬に二軍に降格した。腰の違和感にも見舞われ、試合から遠ざかった時期も。「今年はもう無理ですね」。冗談交じりに弱音を吐いたが、その目はまったく死んでいない。
見据えるのは後半戦。新人の柳や小笠原、鈴木ら同じ若手先発陣が頭角を現す現状に「僕の入る隙間ないですね」と苦笑するが、チャンスは必ずやってくると分かっている。2年前も、ローテの谷間で結果を残し、2ケタ勝利まで上り詰めた自らの経験がある。「今は納得して自分の球を投げられるように」と準備を整える。
約1カ月半ぶりの実戦となった6月17日のウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ)では、3回を6安打無失点。「野手の方々に助けられただけ」と納得の投球には遠いが、体の状態に不安はない。チームは自らと重なるように開幕から苦しんだが、ここに来て上昇気配。疲労がたまる夏場の清涼剤として、竜にさらなる勢いを生む。

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