画像: ソフトバンク 甲斐拓也・歓喜の瞬間にマスクをかぶるのは、俺だ!

ソフトバンク 甲斐拓也・歓喜の瞬間にマスクをかぶるのは、俺だ!

史上初、3年連続となる交流戦最高勝率。その決着は敵地・広島での最終カードまでもつれていた。3連戦の初戦、6月16日。先発・バンデンハークと組んだのは甲斐拓也だった。一軍では初めてのバッテリー。バンデンハークの女房役だった高谷が右手中指を骨折した中、抜てきされたのが育成出身、売り出し中の7年目だった。この試合で甲斐は今季、飛躍的に出場機会を増やしている要因の一端を見せつけた。
この試合前まで広島は12球団トップのチーム52盗塁。初回に早速、仕掛けてきた。先頭で中前打の田中が一死から三番・丸への初球でスタート。バンデンハークが投げたのは持ち球で一番遅いカーブだった。タイム1.4秒は致し方ない。ただ甲斐の二塁送球は、1.8秒で十分と言われるところが、1.7秒を切る電光石火だった。結果、セ・リーグ盗塁王の田中はアウト。先勝となったこの試合、丸に3打席連続ソロを許したのは反省点ながら、その後の足攻がパタリと止んだのは事実だった。
甲斐は強肩を自任しない。「投手のクイックが速い」「野手のタッチがうまかった」......いつもそう言うだけだが、チームメートからは「あの肩は助かる」という声が続く。ベースぎりぎりに立ち、短く持ったバットで食らいつく打撃からも懸命さがにじむ。少しばかりの野望。
「育成で(球団内で)一番、下位の指名(6位)だったやつが、優勝する瞬間にマスクをかぶっていたら、すごいですよね」
小さな体を根性でフルに使い、今日も戦う。

column.sp.baseball.findfriends.jp

This article is a sponsored article by
''.