(スポーツカード・マガジン2017年3月号より。一部、加筆・補足)

参加ディーラー
廣重嘉之(JSCA会長)✕佐伯篤(SAトレーディング)✕田村亮一(ミント神田店)

☆女子カード部門☆
稲村亜美さんで決まり。
「2冠」を取ってもいい!
(田村)

廣重
 次は女子カード部門です。

佐伯
 これはエポックの「女子プロ野球カード」。結構売れましたよ。

廣重
 私は「マスターピース」に収録された女子選手ですね。特に高橋さん、岩崎恭子さんといった初カード化の人たちが強いと思います。あとは稲村亜美さんでしょうか。

佐伯
「マスターピース」と稲村さんなら稲村さんかなあ。というわけで、女子プロ野球に入っていた始球式カードで(笑)。

田村
 私も稲村さん。彼女のブームが始まったのは「2nd」がきっかけで、2016年は2冠を取ってもいいくらいの活躍でした(笑)。

廣重
 前号のカードマガジンでも5枚も付録カードがついていましたしね(笑)。

田村
 カードになったのは、2015年のカードマガジンの付録が初なんですけど、それを“ルーキーカード”として探し求めているファンは多いですよ。今後も始球式をするたびに何らかの形でカード化してほしいですね。

画像: 「今後も始球式をするたびに何らかの形でカード化してほしいですね」(田村店長)

「今後も始球式をするたびに何らかの形でカード化してほしいですね」(田村店長)

その他の主なノミネート
☆EPOCH 女子プロ野球
☆高橋尚子/BBMマスターピース
☆岩崎恭子/BBMマスターピース

☆デザイン&フォト部門☆
とても気に入っています。
なんであんなにきれいなんでしょう
(廣重)

廣重
 続いてデザイン&フォト部門です。私は「Rising Sun」のレギュラーのデザインがとても気に入っています。あと、「FUSION」のレギュラーで、記録を達成した瞬間の写真を使ってカードが作られているのもよかった。

佐伯
「Rising Sun」のレギュラーは同意見。

廣重
 なんであんなにきれいなんでしょう。

田村
 あれはおそらく、以前にCROSS BLASTとかで使ったのと同じ素材なんですけど、紙が少し厚くなったのと、純粋な紙なのか表面のPPが厚いのかはよく分かりませんが、箔を押したときに、エッジが立っているんですよね。そこがCROSS BLASTとは違った。

佐伯
 表面加工の違いかなあ?

廣重
 独特のパール感もありましたよね。

田村
 パールはCROSS BLASTでも使っていたからそこは同じだと思うんですけど、それにプラスして何か秘密があるはず。デザインも加工もすごくいい出来でした。

佐伯
 次点では、カルビーから出た侍ジャパンの選手名がそのまま箔押しになったスターカード。あれは最初に「丸」を引いて、衝撃でした。

廣重
 巨人のチーム別で大きく使われていた「一新」の文字もインパクトはありました。

田村
 デザインでいえば、原辰徳セット「我が心の若大将」のパッケージとレギュラーは非常によかったと思います。

廣重
 個人的には「広島STARS&LEGENDS」のレギュラーも風合いが気に入っています。

佐伯
 絵画調の加工ですよね。

田村
 まさに、私が選んだのは、「Rising Sun」のレギュラーと原セットと広島のレギュラーなんですよね。「Rising Sun」のデザインモチーフは昔からあったものですけど、インサートカードだったならその部門の大賞でもよかったほどの出来ですから、ここで選ばれるのが妥当でしょう。

画像: 「独特のパール感もありましたよね」(廣重会長)

「独特のパール感もありましたよね」(廣重会長)

その他の主なノミネート
☆2016BBM FUSION/レギュラー
☆カルビー侍ジャパン/箔パラレル
☆BBM巨人2016/レギュラー
☆BBM原辰徳 我が心の若大将/ボックス、レギュラー
☆EPOCH広島STARS&LEGENDS/レギュラー

☆企画部門☆
「大願成就」にBBMの矜持を見た。
売り切れなかったのは世の中が悪い
(田村)

廣重
 次は企画部門ですが、ここは「マスターピース」を挙げないわけにはいかないでしょう。そして広島の「大願成就」。あとはエポックの「女子プロ野球」と、「FUSION」でその年の記録が掲載されたところでしょうか。

田村
「FUSION」には「3rdバージョン」の意味合いもありますからね。

佐伯
 私は始球式の直筆サインカードですね。「2nd」の売りになる部分でしょうし、今後も続けていってほしいです。他ではエポックの「女子プロ野球」ですが、新しい企画という意味ではあまりないかもしれないですね。

田村
 新企画であれば、「ヒスコレ」が「FUSION」なったことと、「マスターピース」。こちらはBBM70周年を前面にうたわなかったのが逆によかったと思います。そういうところも含めて、企画部門は「マスターピース」でしょうね。このアイテムも2冠を取っていい。

廣重
 「大願成就」のようなアイテムを出してくれたことも評価したいところです。

田村
 BBMの矜持を見ましたよね。

廣重
 他社では絶対に作らないですよ。こういうカードをしっかりと出していくことが信頼につながっていくと思います。

田村
 非常にいいセットでした。あれが売り切れにならないのは、世の中が悪い(笑)。

画像: 「BBM70周年を前面にうたわなかったのが逆によかった」(佐伯氏)

「BBM70周年を前面にうたわなかったのが逆によかった」(佐伯氏)

その他の主なノミネート
☆BBM広島「大願成就」
☆EPOCH 女子プロ野球
☆2016BBM FUSION
☆始球式サイン/2016BBM 2ndバージョン、FUSION

☆インパクト部門☆
スラィリー、ゴレンジャー、色紙交換券、
私服、「9万円」……豊作の1年に

廣重
 次はインパクト部門。私は「クラシック」のスラィリーのジャージーカードにとてもビックリしました。あとは始球式サインと、私の世代的には「タイムトラベル1975」のゴレンジャー(笑)。

佐伯
 プロ野球aiから出た日本ハムの私服カードは?

田村
 結構豊作ですねえ(笑)。

佐伯
 このアイテムはカードファンにはあまり響かなかったんですけど、札幌ドームのイベントのときにものすごく売れたんですよね。これまでカードを買ったことがないであろう日本ハムのコアな女性ファンが買いあさっていきました(笑)。

田村
 ミニ色紙を含めて、そういう新しい間口になってくれるアイテムはとても大事だと思います。私は「ルーキーエディション」の色紙交換券ですね。シーズンの初めからBBMが仕込んできたなと。色紙というのも、我々世代が野球のサインを何にもらうのかと言えば、色紙かボールなんですよね。そういう意味では、カードの当たりとしてカードじゃないものがあえて入っていることにすごく面白さを感じました。あとはエポックの「バッジョ ライフ・オブ・ザ・ファンタジスタ」。1ボックス9万円の値段に対してですが。

廣重
 いろいろ候補が出ましたね。

田村
 まとめると、色紙かゴレンジャーか私服かスラィリーか(笑)。

廣重
 完全にばらけましたね。

田村
 やっぱりインパクトが強いほうがいいですよね。そうなると……私服?(笑)。

佐伯
 私服ですね。BBMとエポック以外の商品も入れておいた方がバランス的にもいいでしょう。果たして2017年も出るのか(笑)。

画像: 「新しい間口になってくれるアイテムはとても大事だと思います」(田村店長)

「新しい間口になってくれるアイテムはとても大事だと思います」(田村店長)

その他の主なノミネート
☆スラィリージャージー/2016BBMクラシック
☆始球式サイン/2016BBM 2ndバージョン、FUSION
☆ゴレンジャー/BBMタイムトラベル1975
☆色紙交換券/2016BBMルーキーエディション
☆EPOCH ロベルト・バッジョ ライフ・オフ・ザ・ファンタジスタ

(つづく)

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