画像: 南ア遠征2連敗、そして最終戦へ。サンウルブズメンバーが語る課題と抱負。

南ア遠征2連敗、そして最終戦へ。サンウルブズメンバーが語る課題と抱負。

7月12日、最終節ブルーズ戦へ向けて都内で練習をおこなったサンウルブズメンバーが取材に応じ、2連敗に終わった今季2度目の南アフリカ遠征、そして今季2勝目を懸けたホームゲームへの意気込みを語った。
現地時間7月1日の第15節ライオンズ戦は、7-94で大敗。ディフェンスが崩壊し、昨季準優勝チームに14トライの猛攻を受けた。
6月のウインドウマンス(国際交流期間)はサンウルブズ合宿に参加し、ライオンズ戦は左PRで先発した三上正貴。
ウインドウマンス後、チームに再合流した日本代表組との連係に課題を感じたという。
「今回の遠征も、(サンウルブズの)残り組と代表組とでやったので。代表組とは今までやってきたことを合わせたりしましたが、MAX出し切れたかというと、出し切れていませんでした。ディフェンスはそういうところ(コミュニケーション)だと思うので。(ディフェンス時に)どう言えば動くか、とか。そこで止められることもあるので」
今季獲得率93パーセントと安定していたサンウルブズのスクラム。前半5分には自陣ゴール前のマイボールスクラムをターンオーバーされ、ライオンズに先制トライを奪われた。
負の印象を与える強烈なスクラムターンオーバーも、遠征不参加ながらPR稲垣啓太は確信をもって言う。
「(失トライの)一発目、ターンオーバーされたスクラムから、トライは取られましたけど、それ以外のスクラムは良いスクラムが多かったんですよ」
問題は意識だという。
「ただあの一本のスクラムが点に結びついてしまった。そういう重要なスクラムの意識は、甘いと思います」
現地時間7月8日の第16節ストーマーズ戦は、後半17分まで11点(15-26)を追いかける展開に。記録的大敗から復調し、アフリカ1カンファレンス首位の強豪に食らいついた。
この日スーパーラグビー初先発を飾り、後半8分にトライを挙げたHO日野剛志は「(11点差の)射程圏内に入ったトライを取ったというのは嬉しかったのですが、結局その後が良くなくて、悔しい気持ちでいっぱいです」。
HO日野のトライ後、4連続トライを奪われ、15-52で今季13敗目を喫した。
「時間が経つにつれてフィジカルの差が出てきたり、細かいところでミスがすぐスコアにつなげられたり――。誰か一人でも役割を実行できなかったら、即トライにつなげられていました」
終盤に失点する課題は残るものの、復調した理由については「やるべきことをやった結果です」と振り返った。
そのHO日野は、今週末のブルーズ戦で2試合連続となる先発入りを果たした。
また第16節の週間ベストフィフティーンに選ばれたFL松橋周平もスターター入り。
「SNSで友だちやチームメイトから(ベストフィフティーンに)入っているよと。いろんな人から(祝福の)LINEが来ました」(FL松橋)
急成長中の23歳は、ニュージーランド最大の都市オークランドからやってくる強豪との一戦で、自身のアタックについても磨きをかけたいという。
「まず大事なのは、早いセット。横とコミュニケーションを取って、相手のディフェンスを見て、すぐ判断しなければいけないことなので。次の試合はそこを意識してやっていきたいと思います」
また2015年のITMカップ(現マイター10カップ)決勝にオークランド代表として出場しているSH茂野海人は、リザーブからのスタートとなった。
以前から「出たいというのは強く思っていました」(SH茂野)というブルーズ戦には、共にオークランド代表として戦ったFLアキラ・イオアネ、CTBジョージ・モアラらが先発。元チームメイトに「前より成長しているところを見せたいです」と語るなど、意気込みは十分だ。
選手たちの“やるべきこと”への意識は高い。信頼もある。今こそ“やるべきこと”を、7月の秩父宮で80分間続けたい。来季にもつながる戦いは7月15日、真昼の12時5分にキックオフとなる。
(文:多羅正崇)

rugby-rp.com

This article is a sponsored article by
''.