画像: ブリッツゲーム主将は最後に「誇りを」。サンウルブズ、暑さを味方に?

ブリッツゲーム主将は最後に「誇りを」。サンウルブズ、暑さを味方に?

国際リーグのスーパーラグビーに日本から参戦して2シーズン目となるサンウルブズは、7月15日、東京・秩父宮ラグビー場でニュージーランドのブルーズとの今季最終節に挑む。3戦連続でゲーム主将を務めることとなったNO8のヴィリー・ブリッツは、いつものようなオールアウトを誓う。
「我々が何をしたいかにフォーカスしています。たくさんの皆さんの前でプレーできる最後のチャンス。プライドを取り返す。皆さんに、私たちに誇りを持ってほしいと思います。出し切りたい。いいラグビーをしたいです」
14日、ピッチレベルの気温が35度を超えた試合会場で前日練習をおこなった。SOの田村優を中心に攻めの連携などを確認。試合当日もきょうのような天候になりそうなため、同じくSOの小倉順平は「皆でやっていることは同じ。それがいい形で出せれば。あとは、暑いのを味方にできるか...」と話す。
ナショナルチームとの連携強化をテーマに掲げるサンウルブズは、ジェイミー・ジョセフの唱える日本代表に倣いキックをスペースに配す戦術を共有。味方が蹴り上げたボールを追う動きや空中のボールの捕球技術など、プランに紐づけされたスキルの鍛錬にも取り組んできた。
しかし、日本代表にも参画する田邉淳アタックコーチはかねてから「サンウルブズはあくまでサンウルブズ、という部分もあって...」。キックでボールを手放した後の防御より、蹴らずに攻撃した際の得点力にチームの良さを見ていた。サンウルブズ以外の選手も集まる日本代表との連携と、サンウルブズならではのビクトリーロードの形成。そのバランスを考えている。
ブルーズ戦に向けても、ややボール保持を重んじるか。FLで先発する松橋周平は、「蹴るタイミングも大事。明日はうちがいけると感じたらボールキープもすると思う。サンウルブズの強いアタックができたら」。得意な連携攻撃で球を散らしながら、暑さとの合わせ技で相手の体力を奪いたい。
対するブルーズにはアキラ・イオアネ、ニュージーランド代表経験者のスティーブン・ルアトゥアと、突破力に定評のあるFW第3列が先発。リザーブには現役ニュージーランド代表FLのジェローム・カイノも控えるなか、マッチアップが多くなりそうな松橋は「オールブラックス級の選手と身体を当てられるのは楽しみ。ファイトしたい」とも語る。
「スペースを与えるといいランナーはそこを突く。ディフェンスでは、早いリアクションでスペースを埋めることを大事にやっていきたいです」
各国代表の活動がある6月はリーグ戦が中断期間を経て、7月、チームは南アフリカ遠征に出かけていた。結果は2連敗で、特に1日のライオンズ戦は7-94と屈した。
チーム事情からツアーに参加しなかったWTBの福岡堅樹が「南アフリカへ行かずに調整をさせてもらったので、しっかりとエナジーは出さないといけない」と述べるなか、ブリッツはこう重ねる。
「相手がいいラグビーをするのも間違いない。我々が80分、やるべきことをやりきる、ということです」
ここまで1勝13敗。前年度の1勝1分13敗という成績を上回るには勝つしかない。日本代表でもある福岡は、「持っているものを出し切る。訴えるものがあるような試合をしたい」。運営基盤となるチケット収入を確保するためにも、結果にコミットしたい。
(文:向 風見也)

rugby-rp.com

This article is a sponsored article by
''.