画像: 早実・清宮幸太郎に被弾の南平の右腕・大日方樹「打った瞬間はライトフライかと思ったが......」

早実・清宮幸太郎に被弾の南平の右腕・大日方樹「打った瞬間はライトフライかと思ったが......」

8失点もエースの仕事を貫いた大日方
負けて悔いなし。7月15日、早実との西東京大会3回戦に2対9、8回コールドで敗退した都立南平のエース・大日方(おびなた)樹(3年)は「すごく強かった。対戦できて良かったです」と、爽やかに語った。
初回一死二塁で打席は三番・清宮幸太郎。3ボール1ストライクと不利なカウントも、「次に野村君(大樹、2年)がいるので。中途半端にいくのではなく攻めていった。インコースを狙いましたが内に入り、結果的に失投(本塁打)となりましたが、投げ切れた」。四球で歩かせる選択肢はなかったという。
先制被弾(2ラン、高校通算104号)には伏線があった。2ボールからの3球目はライトへの大ファウル。「バットの先っぽなのに、あそこまで飛ばされた。(その後、本塁打される5球目の前も)ホームランが頭をよぎりました。打った瞬間はライトフライかと思ったんですが......すごいな、と」(大日方)。
しかし、エースとしての意地も見せた。清宮の第2、3打席はそれぞれ中飛、二飛に打ち取り「アウトローは多少、ボール気味でも振ってくる。狙いどおり! そこは、うれしかったです」と笑顔で振り返った。
4回3失点で1度はライトへ下がったが、後続二人の後輩がアウトを1つも奪えず、大日方が再びマウンドへ。「責める気持ちもない。“1”を着けていますから、腹をくくって投げました」。最終的には8失点も、エースの仕事を貫いた。
「(清宮は)テレビとかでもいつも見ていて、すごいな~と思っていました。雰囲気もすごくて、(対戦を)ワクワクしていました。この一戦にかけてきた。悔いはないです」
引き揚げる背番号“1”の背中が一際、大きく見えた。
文=岡本朋祐 写真=佐藤博之

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