大相撲の取組でこんなシーンは今までなかったでしょう。

 名古屋場所10日目、新大関の髙安と対戦した宇良は、髙安に突き放されながらも、相手の右足を取りにいきます。これは警戒されて果たせずとみるや、今度は大関の左手を引っ掛けにいきます。これも振りほどかれると、左足で土俵を蹴って、土俵中央からスケートのようにスーッと後ろに下がり、前傾姿勢を保ったまま、右足を俵にかけてピタッと止まりました。

画像: 【7月のナイス・ショット】
宇良が魅せた異次元の相撲

 この写真はその直後、宇良が反動をつけて髙安にぶつかっていくシーンです。髙安は面食らったのか棒立ち。しかし、ぶつかってくる直前には腰を落としてはね返します。再び宇良が飛び込んで髙安の右足を取って前に出ますが、髙安は土俵に詰まりながらも、逆転の首投げで大関の貫禄を見せました。

 この写真でもう1つ注目していただきたいのが、三役格行司・式守勘太夫の視線。後ろに下がった宇良の足が踏み出していないか、しっかりと見ています。さすがプロです。

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