文&写真_本間 暁

 5月にWBC世界ライトフライ級新チャンピオンとなった拳四朗(BMB)が、8月2日から約1週間の東京合宿を行っている。かねてから東京の拠点としている三迫ジムでのトレーニングだ。

 アポなしの突然の取材にも、嫌な顔ひとつせず、いつもの拳四朗スマイル。先日出演した人気番組『アウト×デラックス』の反響は「想像以上」だったそうで、「バラエティ番組にもドンドン出演しして、みなさんに僕のことを覚えてほしい」と貪欲だ。

画像: サイドへの移動を加えたバッグ打ち。人の話に耳を傾ける。そして、すぐにそれを実行する

サイドへの移動を加えたバッグ打ち。人の話に耳を傾ける。そして、すぐにそれを実行する

 もちろん本業のほうでも意欲は満ちあふれている。
加藤健太・三迫ジムトレーナーとのミット打ち、サンドバッグ打ちでも必ず打ち終わりにステップバックを入れる。「トップボクサーは、どんな練習でも打ち終わりに動きますよね」と話すと、
「パパ(チャンプは父・寺地永会長をこう呼ぶ)とのミット打ちで自然に身に着いたんですかねぇ」という。打ったら必ずリターンブローが来る。しかもリーチが長い。だから、より体が反応し、距離を長く取らなければならない。
「田中恒成チャンプは、サイドへの動きやターンも入れている」という話をすると、
「僕は前後の動きになってしまいがちなので、ウィービングも入れたサイドへの動きもしていかなければと思ってるんです」と言いながら、即実演バッグ打ち。その後の元・日本スーパーフライ級チャンピオン、戸部洋平とのマス・スパーリングでも、サイドへ小さくステップ、という動作を入れ込んでいた。

 素直さ、貪欲さ、吸収力──。
じきに発表される初防衛戦で、ステップアップした姿を披露してくれるはずだ。

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