画像: 【夏の甲子園プレーバック】大会4本塁打を放つも決勝で敗れた阪神 北條史也

【夏の甲子園プレーバック】大会4本塁打を放つも決勝で敗れた阪神 北條史也

中学時代からお互いに高め合った田村(右)と北條(左)。最後の夏、北條は四番として4本塁打10打点と大活躍。史上3校目となる3季連続決勝進出へ大きく貢献した
2012年の夏。北條史也と田村龍弘(現ロッテ)の2人のスラッガーを擁する光星学院は悲願の全国制覇と打倒・大阪桐蔭を掲げ、3回戦まで順調な歩みを進めた。しかし、準々決勝。彼らの前に立ちはだかったのは1回戦の今治西戦で22奪三振の大会記録を塗り替えた大会No.1左腕の桐光学園の2年生の松井裕樹(現楽天)だった。
光星学院は7回まで毎回の13三振を奪われていた。しかし8回表一死一、三塁から三番・田村が先制の左前適時打を放つ。さらに四番の北條が4打席目のバッターボックスに立った。
「今まで見てきた左投手の中で松井が一番すごかった。でも3打席目から目が慣れていった」。今大会初めてバットを短く持ち「次は変化球が来る」と配球を読み2点適時打となる二塁打を放った。この2人で挙げた3点を守り切り3対0で準決勝へ。
東海大甲府との準決勝では北條が初回と4回に、ともにバックスクリーンへ運ぶ2打席連続ホームランの活躍などで9対3と快勝。ついに打倒・大阪桐蔭に挑むことになる。しかも史上初の春夏同一カードでの決勝戦。さらに光星学院は史上3校目となる夏春夏の3季連続決勝進出となった。
準決勝まで、三番・田村は8安打2本塁打7打点。四番・北條は8安打4本塁打10打点とお互いに絶好調で臨んだ頂上決戦。しかし、大阪桐蔭のエース・藤浪晋太郎(現阪神)はセンバツ決勝以上の投球内容だった。1回表、田村が3球三振。2回表、北條も3球三振を喫する。その後も、センバツの悔しさをぶつけるが、藤浪の投球の前になす術がない。
北條は7回にも三振を喫し、高校生活最後の打席となった9回表一死一塁からも藤浪の真っすぐに力負けし二飛に終わった。結局、藤浪に2安打に抑えられた光星学院は0対3で完敗。9回に田村が2安打目となる中前打を放つのが精いっぱい。目前で大阪桐蔭の史上7校目となる春夏連覇を見ることとなり、3季連続の準優勝に終わった。
「ここまで成長できたのは田村のおかげです」。中学時代(オール挟山ボーイズ)から田村としのぎを削ってきた北條の目には涙はなかった。
写真=BBM

column.sp.baseball.findfriends.jp

This article is a sponsored article by
''.