苦戦するDeNA代打陣、ここ一番は"ゴメス"に任せろ!

7月18日の巨人戦、7回一死満塁で登場し、西村から鮮やかに左前に運んだ
8月18日の巨人対DeNA戦(東京ドーム)の7回表、DeNAの一死満塁のチャンスで登場したのはプロ15年目・ベテラン、G.後藤武敏(ごめす・ごとう・たけとし)。
代打1本で勝負する男が巨人・西村が投じた2球目のシュートを左前へと運んだ。今季17打席目で生まれた初安打はうれしいタイムリーとなった。
ようやく出たヒットにゴメスは安堵の表情を浮かべた。
「ここまでいい場面で起用してもらった13試合、結果を残すことができていませんでしたが、監督が代打で起用してくれたのでチームのために、何とか貢献したいと打席に入りました」
試合は延長戦の末にサヨナラ負けを喫したが(7対9)、ゴメスは「(初ヒットで)スタートを切ることができたので、これからもっと貢献できるよう頑張ります」と前を向いた。
今季、DeNAの代打率はセ・リーグ最下位の.164(8月19日時点)。昨年は下園辰哉らが勝負強さを見せ、代打率.248とまずまずだった。しかし今季は、主に荒波翔、乙坂智らが代打で起用される中、チームの代打率は悲惨な状況。ラミレス監督も頭が痛い。
そこでゴメスである。37歳のベテランは7月23日に一軍登録されると、休日返上で必死にバットを振ってきた。横浜高では松坂大輔(現ソフトバンク)とともに夏の甲子園を制覇。多くの一流プロ野球選手が誕生した“松坂世代”の数少ない生き残りでもある。
今季からは横浜スタジアムを盛り上げるために、打席に向かう登場曲にプロレスラー・アントニオ猪木氏のテーマ曲『炎のファイター』をチョイス。誰からも愛されるスラッガーは一振りで試合の流れを変え、チームを勢いに乗せる存在感がある。
阪神、巨人とのCSを懸けた争いは激しさ増しており、攻撃はスタメン以外の厚みが試合終盤の得点力アップにつながっていく。“生みの苦しみ”を味わったゴメスが代打の切り札となる。
■セ・リーグ代打成績(8月19日時点)
球団 打率 本塁打 打点 得点圏
広島 .273 8 50 .365
中日 .260 2 21 .265
阪神 .238 4 24 .232
巨人 .226 3 26 .233
ヤクルト .208 6 24 .178
DeNA .164 1 6 .119
文=滝川和臣 写真=松田杏子

column.sp.baseball.findfriends.jp

This article is a sponsored article by
''.