画像: 高橋真弓さん、トップリーグ初!の女性ARに。

高橋真弓さん、トップリーグ初!の女性ARに。

試合中は落ち着いた表情。余談ながらTLの
開幕キャンペーン動画にも出演している。(撮影/松本かおり)
「これまでには経験したことがないような状況もあって、やはり少し緊張しました」
選手が試合で緊張するように、審判もピッチでは緊張している。ましてそれが「初めて」の舞台ならばよけいに......。
8月25日トップリーグ(TL)第2節で、同リーグ初めて女性がAR(アシスタントレフリー)を務めた。冒頭のコメントの主は高橋真弓さん。秩父宮で行われたNTTコム対東芝がその舞台だった。
「プレシーズンマッチを(ARとして)6試合、務めたので、こういう状況は理解していたのですが、やはり今日は周りの状況も違いました。観客席の歓声も大きかった」
高橋さんは2015年2月、日本選手権でもARを務めた経験がある。しかし、この時のカードは社会人対大学生(1回戦・サントリー62-7筑波大)。やはり激しさの度合いは大きく違ったようだ。
「(TLは)外国出身の選手の数も多かったですし...」
高橋さんの所持するレフリー資格は「女性A級」で、2016年に設けられた。現在日本では2名しか有資格者がおらず、その中でもARとしての技量を認められ、今年初めて該当者が現れた格好だ(今のところ「女性A級」は、TLレフリーを務めることは資格上認められていない)。TLへの「出場」が決まったのはつい最近のこと。各TLチームのプレシーズンマッチでの「テスト」を経てARのリストに加わった。
「プレシーズンの動きや判断を見ていただいて、大丈夫だろうということで今回の機会をいただきました」
選手に夢があるように、レフリーにも夢がある。
目標は女子ワールドカップで笛を吹くこと。
「きょうは貴重な経験をしました。1つずつ経験を積んで、女子ワールドカップでレフリーを務めたい。かつては選手として目指していた場所でもあるので、思い入れがあります」
1987年1月25日生まれの30歳。小学生3年生でラグビーを始め(府中RS)、日体大、世田谷レディースと、社会人までプレーを続け日本代表(15人制代表&セブンズ代表)でもプレーした。選手生活と同時にレフリーの勉強をしている頃、ヒザを痛めてプレーヤーを断念。本格的にレフリーの道を歩んで5年目になる。現在は横浜TKMにレフリーとして所属、介護施設で勤務している。
「ラグビーが好きなので、選手が終わってもラグビーに関わることがしたいと思っていました。きょうの試合は、自分のつとめを100%できたとは言えない。経験を積んで、ARとして、もっとレフリーをサポートできるようにスキルを磨きたい」
(文/成見宏樹)

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