【U-18戦記(02)】メーン会場は日本に有利!?

現地時間9月1日から始まる「第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」。清宮幸太郎を主将とした“高校生ジャパン”がカナダで世界を相手に奮闘を繰り広げる。悲願の世界一へ――。若きサムライたちの戦いを追う。
「過去最強」の3人への追い風
照明が低い、ポートアーサースタジアム。決勝の舞台でもある
カナダ・サンダーベイでの練習初日(現地時間8月29日)、小枝守監督は四番に早実・清宮幸太郎を指名した。三番には広陵・中村奨成、五番は履正社・安田尚憲。「109+44+65」で、高校通算218発を誇る超高校級クリーンアップで悲願の世界一を目指すこととなる。
「軸がそろうと、上(位打線)下(位打線)の機動力が発揮しやすく、作戦も立てやすい。この上位、下位をからめて軸でかえすのが本来のパターンとなる」
その理由について、指揮官は付け加えた。
「清宮君とは話をしました。(1年生で唯一出場した)2年前のDVDを見ると、自信がなさそうなプレーに見受けられた。清宮も『自分も感じます』と。2年前とは違う姿を見せよう、と話しました。中村君は持ち味の積極性を発揮してくれればいい。安田君には合流時に『1球たりとも見逃さない』というリクエストをしました。春からの急成長ぶりを見ていると、それまでは打てる範囲、さばけるボールに手が出なかった。結果にとらわれずに好球必打でバットを出していこう、と指示をしました」
高校日本代表において「過去最強」とも呼ばれる3人には追い風がある。日本が最多で9試合を消化する今大会のメーン会場「ポートアーサー」に足を運んでみると、衝撃の事実が発覚した。写真はセンターバックスクリーンから撮影したものだが、明らかに照明が低いことが分かる。
海外の球場ではよくあるケースなのだが、今回の侍ジャパンにとっては優位に働くかもしれない。清宮に代表されるように、彼らの打球の飛距離、つまり、高く舞い上がる打球はプロ顔負けだ。夜間の場合、野手はボールを見失ってしまう可能性がある。世界一をかけた決勝は現地時間18時30分開始。照明が大事な一戦の明暗を分けるポイントになるかもしれない。ただ、それは日本が守る場合にも、警戒しておかなければならないことである。
明日はその「ポートアーサー」での初練習。小枝監督はどんな対策を講じてくるのか、興味は尽きないところだ。
<次回に続く>
文=岡本朋祐 写真=BBM

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