画像: 試合後、選手たちに厳しい言葉をかける早大の高岡監督

試合後、選手たちに厳しい言葉をかける早大の高岡監督

 2年連続で甲子園ボウルに出場し、今年も優勝候補の最右翼と目されていた早大が、実力通りの力を発揮し、31-13で日体大を下した。K長谷川の37ヤードFGで先制した早大は、QBでキャプテンの坂梨が落ち着いたクォーターバッキングでボールを進める。第2クォーターには、LB中村のファンブルリカバー・タッチダウンも出て、前半を24-0で折り返すかと思われたが、日体大が反撃。前半最後のプレーでQB小林からWR日高への54ヤードのTDパスが決まった。後半は早大も攻めあぐねて、タッチダウンは1本のみ。日体大はQB小林がWR馬場へ43ヤードのTDパスを通して、31-13と追い上げたが反撃もそこまでだった。試合後の早大・高岡監督のインタビューをお送りする。

――試合後選手たちに厳しい言葉をかけていました。

高岡 情けない試合でした。ベストスタートということで陽木(キャプテン、QB坂梨)が言っていて…。試合に向けてはベストスタートを切ったのですが、やっぱり私生活が出るような試合でした。ピリッとしない。

――そうおっしゃっていましたが、そういう問題でしょうか。

高岡 もっと気を配れるというか、自分たちが目指しているところをふとした瞬間に忘れてしまうというか…。まだまだ子供の試合をしてしまっています。

――前半最後のパスディフェンスもよくありませんでした。

高岡 私はもっとサイドラインから殺気を出してほしいと思っていました。それを言い続けてきました。去年のタイブレークもあったので、日体大に向けてすごく意識をしていたのですが、点差がある程度開いたところから緩んで…。まだまだダメです。日本一になれないチームでしたね。

――上から見ていると余裕を感じた部分もあるのですが…。

高岡 そういうのがあってはいけないと思います。うちのチームはそんなことをしている余裕はありません。1つ1つのプレーの精度を高めていかないと、とてもトップ8を勝ち抜くことはできません。昨日、今日と見る限りどこも強いので、1プレーたりとも、どんなメンバーであっても手を抜けない。しかも、試合に出られるメンバーを絞って練習をやってきたにもかかわらず、こうなってしまうのは、私の指導力が足りないと思っています。

――昨日、今日と見てきて、ここはいいなというチームはありましたか。

高岡 どこも怖いですよね。法政さんもしっかりと作ってこられています。次節は明治戦ですが、昨日の試合を見る限り集中していて、あのバック(RB)3人(福田、小泉、加藤)が強い。亜斗夢君(小泉)は高校からずっと見ていますが、ケガから復帰したばかりなのにさすがにすごい。あの3人のバックをどう止めるかが次の最大の課題です。森平君(WR)も3年前のことで、きっと早稲田に対して忸怩たる思いがあるのだと思います。明治のオフェンスを止められるかというところですね。

 逆に点の取り合いになったときに備えて、オフェンスの精度をどう上げていくかということがあります。明治のキッカーの佐藤君は私の高校(静岡聖光学院)の後輩。いいキッカーで後輩だから応援したくなってしまう気持ちもあるのですが、次はさすがに負けられない試合です。今日の体たらくぶりをどう立て直すかコーチとも話をしました。4年生がどう切り替わってくれるか、どう締め直してくれるかでしょう。

――(QBの)坂梨君はどうでしたか。

高岡 終始、落ち着いてクォーターバッキングができていたのですが、少し、狙いきれなかったところもありました。信頼しています。

――主力と思っていたメンバーが何人かケガで欠けていたようですね。

高岡 そうですね。重篤なけが人はいないのですが…。次は出てくるメンバーもいます。ケガの内容は教えられませんけど、次は出てきます。

――今年、TOP8の力は本当に拮抗していますね。

高岡 本当に。今日の1試合目も中央大がいけるなと思ったら(日大に敗れ)、群雄割拠だと思っていましたが、ここまで拮抗しているとは思いませんでした。立教も立て直してこられるでしょう。水野さん(立教大シニアアドバイザー)もあのままでは終わらないと思います。本当に1戦1戦、気が抜けないですね。今日みたいな試合をしていたら、絶対にやられると思います。

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