【DeNA この場所は譲れない】クローザーとしての誇りを胸にマウンドに立つ山崎康晃

新人王に輝いたルーキーイヤーを上回る安定感を見せる守護神・山崎
間違いなく、奇跡を演出した1人だった。8月24日の広島戦。DeNAが、横浜スタジアムが揺れたミラクルゲームだった。
3点差を追いつき、最後に試合を終わらせたのは倉本寿彦。球団では57年ぶりとなる3試合連続サヨナラ勝ちを決めた。プロ野球史上に残るだろうヨコハマ劇場。陰のヒーローを忘れてはいけない。
9回表、マウンドに上がったのは山崎康晃。1週間ぶりの登板機会で「とにかく目の前の打者を抑え込んでいこう」と気合を入れ、広島の菊池涼介、丸佳浩、新井貴浩の中軸を3者連続三振に仕留めてみせた。サヨナラへの流れを呼び込む完璧な火消し。4勝目をつかんだ3年目右腕は「すごかったし、本当に興奮しました......」と試合後、静かに喜びをかみしめた。
絶対的守護神。ルーキーイヤーから37セーブ、33セーブと実績を残し、周囲の「期待」は「計算」に変わっていった。今季もパットン-三上朋也から勝利のバトンを受け、開幕時のポジションはクローザー。4月13日の阪神戦(横浜)で3失点すると、風向きが変わった。翌14日のヤクルト戦(横浜)でも1点リードを守れず、パットンとの配置転換を告げられた。
「チームが勝つことが一番なので......」。悔しさは押し殺し、ここから見事に巻き返した。4月16日のヤクルト戦(横浜)から22試合連続無失点。再び“定位置”へ戻り、3年連続20セーブをクリアした。
昨年に続くCS進出には欠かせない安心感。やっぱり、クローザーがよく似合う。
写真=B桜井ひとし

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