文/宮田有理子 Text by Yuriko Miyata
写真/山口裕朗 Photos by Hiroaki Yamaguchi

 待望のアメリカデビューは、いよいよ明日に迫った。スーパーフライ級トリプルヘッダー”Superfly”興行の計量が本日8日(日本時間9日)、試合会場となるスタブハブ・センターで行われ、スーパーフライ級3試合に出場する6名全員がリミットをクリアした。

画像: 見よ! この無駄のまったくない肉体を!

見よ! この無駄のまったくない肉体を!

画像: ニエベス吠える!

ニエベス吠える!

 屋外会場には日本からのたくさんのファンも集結した。午後1時すぎ、井上尚弥(大橋)が姿を見せるとサポーターが「イノ・ウエ!」「イノ・ウエ!」と全力でコール。その声を受けてスケールに乗った井上は115パウンド=52.1kgのリミットちょうどでパス。バンタム級から下げて臨むアントニオ・ニエベス(アメリカ)は周囲の心配をよそに113.8パウンド=51.6kgの数字に余裕をみせた。

 一連の行事で井上の体をじかに目にした記者たちは、減量で削がれた体であっても、「彼の体に力を感じる。きっとこの階級で一番強いのはイノウエだ」と話した。今回、ファンもメディアもとにかく井上に興味津々なのが、伝わってくる。

 大橋秀行会長いわく、井上はそんな雰囲気の中で「楽しそう」にさえ見えるという。いつもとは違う土地でも52.1kgぴったりの体重をつくってみせた24歳のチャンピオンは、「計量の様子は、日本とぜんぜん違う。公開っていうのは、テンションがあがります」と笑顔。明日の試合へ向けて体力を回復させるべく、「これから日本食のレストランにいって、うどんや雑炊など炭水化物系のものを食べます」と話した。

 準備はととのった。いよいよ明日、“モンスター”がベールをぬぐ。

画像: シーサケットとゴンサレスも難なくクリア

シーサケットとゴンサレスも難なくクリア

画像: クアドラス(左)とエストラーダのメキシカン対決は、好ファイトの予感プンプン

クアドラス(左)とエストラーダのメキシカン対決は、好ファイトの予感プンプン

9月9日土曜日(現地時間)
カリフォルニア州カーソン市・スタブハブセンター
開場16:00
HBOアフターダーク放映開始19:15
<WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ>
シーサケット・ソールンピサイ(チャンピオン・タイ=52.1kg)
ローマン・ゴンサレス(1位・ニカラグア/帝拳=52.0kg)
<WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ>
井上尚弥(チャンピオン・大橋=52.1kg)
アントニオ・ニエベス(挑戦者7位・アメリカ=51.6kg)
<WBC世界スーパーフライ級挑戦者決定戦>
カルロス・クアドラス(2位・メキシコ/帝拳=51.9kg)
ファン・フランシスコ・エストラーダ(3位・メキシコ=52.0kg)

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