秋場所は史上初めて3横綱が初日から休場となってしまいました。2日目には大関髙安と人気者の宇良が負傷し、ともに翌日から休場します。

 ひとり横綱となった日馬富士に期待が寄せられたのですが、3日目の琴奨菊戦で立ち合いに失敗。相手の手つき不十分による「待った」を主張したのですが、行司、審判長ともに立ち合いは成立と見なし、初黒星を喫しました。これで気持ちが切れてしまったのか、5日目まで3連敗で3つの金星を配給。優勝の行方はまったくわからなくなりました。

 5日目を終えて全勝は平幕の阿武咲ただ1人。1敗で豪栄道、琴奨菊、千代大龍、貴ノ岩、荒鷲、大栄翔、大翔丸の7人が追う展開。この中で役力士は大関の豪栄道だけですが、3日目、4日目と立ち合いの変化で、なりふり構わず勝ちにいっており、決して調子がいいとは言えません。

 平成24年5月の旭天鵬以来となる平幕優勝の可能性が高まってきましたが、このときの旭天鵬は序盤で2敗していました。まだ、2敗力士にもチャンスがあると思います。

 今場所が上位初挑戦の阿武咲が、このまま突っ走るとは思えず、優勝ラインは12勝くらいでしょう。11勝で複数による決定戦の可能性もあります。優勝争いの興味という点では面白い場所になりましたが、上位陣総崩れで、何とも締まらない場所になってしまった、という印象です。


画像: 【秋場所序盤戦を終えて】
日馬富士が3連敗
大混戦の優勝争い

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