画像: 【ドラフト会議物語21】ナベQ、球道くん、山本昌ら、のちの成功選手を多数指名【83年】

【ドラフト会議物語21】ナベQ、球道くん、山本昌ら、のちの成功選手を多数指名【83年】

今年は10月26日に行われるドラフト会議。毎年、金の卵たちが、どの球団へ進むか大きな注目を集める“一大イベント”で、さまざまなドラマも生まれる。今年で53年目を迎えるドラフト会議の歴史を週刊ベースボールONLINEでは振り返っていく。
上位下位問わず好選手がゴロゴロ
かなり気合が入った西武の1位・渡辺久信
1983年11月22日
第19回ドラフト会議(ホテル・グランドパレス)
[1位選手]
ヤクルト 高野光 (東海大)
ロッテ 比嘉良智(沖縄水産高)
中日 藤王康晴(享栄高)
南海 加藤伸一(倉吉北高)
阪神 中西清起(リッカー)
近鉄 小野和義(創価高)
大洋 銚子利夫(法大)
日本ハム 白井一幸(駒大)
広島 川端順 (東芝)
阪急 野中徹博(中京高)
巨人 水野雄仁(池田高)
西武 渡辺久信(前橋工高)
上位下位問わず、好選手がゴロゴロしている黄金ドラフトの1つだ。
1位では首都大学リーグで21連勝を記録した東海大の右腕・高野光がヤクルト、大洋、阪急、西武で競合し、ヤクルトへ。新人で開幕投手となり、86年には12勝を挙げたが、89年以降はケガで苦しんだ。引退後、自ら命を絶ったことも記憶に残る。
西武は外れ1位として前橋工高のエース、渡辺久信を指名。ナベQと呼ばれ、黄金時代に大活躍した。のちに監督として優勝&日本一も飾っている。ほか1位には南海の加藤伸一、阪神85年優勝の抑え、球道くんこと中西清起、近鉄の左腕エース、小野和義、日本ハムの内野守備の名手・白井一幸、バタボールの広島・川端順、そして巨人が阿波の金太郎・水野雄仁らがおり、プロでは今一つだったが、甲子園のスター、藤王康晴の中日入りも話題となった。
2位でもヤクルトがブンブン丸、池山隆寛(市尼崎高)、阪神が85年に活躍した池田親興(日産自動車)、近鉄がメジャーにも渡った吉井理人(箕島高)、広島が新人王となったスラッガー、小早川毅彦(法大)、巨人が89年日本一の立役者・香田勲男(佐世保工高)、西武がセカンド守備の名手で現監督、辻発彦(日本通運)と1位に匹敵するきらびやかな名前が並ぶ。
さらに3位でも南海・岸川勝也(佐賀北高)、阪神・仲田幸司(興南高)、近鉄・村上隆行(大牟田高)、日本ハム・津野浩(高知商高)、広島・紀藤真琴(中京高)と、のちの主力がいる。
下位に大物がいるのも特徴で、中日5位が200勝左腕、最年長記録を次々塗り替えた山本昌広(山本昌)、阪急5位が星の王子さまとニックネームがつき、超スローボールを駆使した星野伸之、南海6位が好守走がそろいメジャーに一番近い男とも言われた佐々木誠。とにかく、すさまじい黄金年代だった。
<次回に続く>
写真=BBM

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