【飛躍のシーズン】タイトル射程圏内!DeNA ・宮崎敏郎

その風貌から“ハマのプーさん”のニックネームでファンから愛されている
失速するどころか、グングンと伸びていった。物静かな宮崎敏郎が、お立ち台で興奮を抑えきれなかった。「みんながつないでくれたので、思い切りいった。みんなの声援がスタンドまで届けてくれた」。今年のベストゲーム。8月22日の広島戦(横浜)は奇跡にあふれていた。
9回裏の攻撃を残して3点ビハインド。先頭の柴田竜拓が右前打を放つと、まず三番の筒香嘉智が右翼最上段へ2ランを突き刺した。続くロペスは左翼席へ同点アーチ。本拠地が異様なムードに包まれた。「楽しい雰囲気の中で打席に入れた」と肩の力を抜き、広島・今村猛の抜けた甘いフォークを左翼最前列へ。3者連続本塁打によるサヨナラ勝ちはプロ野球史上初の快挙だった。
2012年ドラフトでは最下位の指名となる6位で入団。1年目から本塁打を放ったが、翌14年はたった5試合の出場に終わった。「正直、このままではヤバいと思いました」。かつてない危機感。確実性を上げ、バットコントロールを磨くことに力を注いだ。15年は58試合、16年も101試合で打率.291の好成績。再浮上に成功すると、今季は三塁のレギュラーを完全に確保した。
筒香、ロペスと組むクリーンアップはDeNAの象徴的存在。リーグ3位の打率.311(9月21日現在)はトップのマギーと7厘差で、初のタイトルも射程圏だ。486打席で46三振も規定打席到達者では最少だ。愛称プーさん。もっともっと、目立ってもいい。
写真=大泉謙也

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