画像: ソフトバンク・石川柊太 躍進を後押しした魔球/伝家の宝刀

ソフトバンク・石川柊太 躍進を後押しした魔球/伝家の宝刀

『パワーカーブ』は今や、石川の代名詞となった
握りは魔球と言われた元ヤクルト・伊藤智仁氏のスライダー。ただ、変化はカーブだ。考え抜いた末、石川柊太はこの得意球を『パワーカーブ』と命名した。名前だけではなく、結果もついてきた。34試合8勝3敗1ホールド、防御率3.29。昨季までは一軍登板のなかった男の意識の変化で生まれ変わったボールが、プロ4年目の躍進を大きく後押しした。
「昨年まではスライダーと呼んでいて、カウントが取れればいいなというくらい、受け身のボールだったけど、自分自身の考え方を変えたことで決め球になった」
昨年7月に支配下登録されるも一軍のマウンドは遠かった。「ストレートの力はチームで3本の指に入る」と倉野投手統括コーチも認める球威はあったが、課題となったのは制球力。パワーカーブもまた、制球の精度は高くはなかった。
変わったきっかけは驚きの数字を目の当たりにしたからだ。「トラックマンの数字を出してもらったら、回転数が12球団で一番多かったんです」。曲がりが大きく、使い勝手の悪い球だと決めつけてきたが、シーズン序盤、高性能弾道測定器ではじき出された数字に、自分の持ち味と思い直した。直球、スライダー、パワーカーブと、ほとんどこの3種類で先発を務められたのは、ほかに類を見ないこの変化球があればこそだった。
「もっとコントロールを向上させていきたい」と石川。大学入学時にはほぼ無名だった右腕が、2年生のときに巡り合った魔球。それがプロでの活躍を支えている。
写真=BBM

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