画像: 巨人・高木勇人 原辰徳監督命名の“高木ボール”/伝家の宝刀

巨人・高木勇人 原辰徳監督命名の“高木ボール”/伝家の宝刀

プロ3年目の今季は故障などもあり不本意な結果に。巨人の高木勇人は来季の飛躍を誓う
旋風を巻き起こしたのは、1年目の2015年。高木勇人は独特なカットボール(自称)を武器に、鮮烈デビューを飾った。
「ツーシームの握りで、ボールを外側に切るように投げる」という“魔球”は、スライダーのように変化幅が大きいが、カットボールのように打者の手元で鋭く曲がる、その中間のような変化球。1年目の宮崎春季キャンプでは、当時の原辰徳監督から「高木ボール」と命名された。同年は先発ローテを勝ち取り、開幕5連勝で3、4月度の月間MVPに選出。新人王争いにも名が挙がった。最終的には9勝10敗、防御率3.19だったものの、“オールドルーキー”の力を見せつけた。
高卒で入社した三菱重工名古屋時代。4年目の11年に「何か自分の武器がほしい」と自ら握りなどを研究して習得した。それまでの直球とフォークのコンビネーションから投球の幅が広がり、才能が開花。社会人でプレーして実に7年目にして待望のドラフト指名を受け、プロ入りを実現させた。
プロ1年目の後半からはカットボールが攻略され始め、昨季も5勝9敗と苦戦。中継ぎに転向した。昨オフには南米プエルトリコのウインター・リーグに派遣され、「カットボールは右打者に踏み込まれたら打たれてしまう」と、“軸”を生かすため、現地コーチらの指導でチェンジアップを新たに覚え、シュートも磨いた。
故障もあった今季は16試合登板で1勝2敗、防御率2.63。まだ進化をアピールできたとは言い難い。魔球“高木ボール”を武器に、4年目の来季こそ飛躍を狙う。
写真=湯浅芳昭

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