画像: 石原慎太郎、日本代表で結果出すため過密日程にも笑顔。

石原慎太郎、日本代表で結果出すため過密日程にも笑顔。

10月17日夜、石原慎太郎が東京・サントリー府中グラウンドにいた。
午前中まで3日間、都内での日本代表候補合宿に参加。その集合日の日中は京都で、所属先のサントリーの試合をしていた。ハードスケジュールの只中だが、明るい声を絞る。
「今週はサントリーにとっても大事な週ですが、代表の試合も近づいていて、僕はそれにも選ばれたい。結果を残したい...。そう考えたら、(候補合宿を)密度の濃い時間にしたいと思っていました。いい練習ができたと思います」
21日にはパナソニックとのトップリーグ全勝対決を控え、その翌週からは日本代表ツアーが始まるのだ。この時はまだ日本代表のメンバーが発表される前だったが、19日、正式に選出された。身長181センチ、体重109キロで27歳の左PRは、こうも続ける。
「戦術はグラウンドで確認しましたけど、これからのチームカルチャーをどう作るかの話し合いも多くしました。与えられるものじゃなく、自分たちで考えるという時間が多かったと思います」
若手中心で臨んだ今春のアジアラグビーチャンピオンシップでは、代表デビュー前ながら副将に就任した。同じサントリー所属でこちらも初代表だった流大を主将に据え、グラウンド外での和やかなムード作りも意識した。
ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ率いる現代表では、選手主導のリーダーシップが多く求められそう。今度の候補合宿でも、選手だけのミーティングが実施された。6月のツアー結果が1勝2敗だっただけに、意見交換の過程では改善点も出し合われただろう。
そのうちのひとつは、「普段、仲のいい人たち同士で固まるな」だったようだ。多国籍軍の側面がある日本代表では、知らずのうちに言葉の通じる者、会話の弾む者同士で行動をしてしまいがち。組織力で強豪を上回るには、それは解消したい文化かもしれなかった。
石原の述懐。
「それは皆、気持ちのどこかしらで考えていたようなことだったと思います。僕も大とばかり一緒にいますけど、それだとどうしても自分のチームの話ばかりになってしまう。これからはジャパンにいる時は皆が同じベクトルを向くように、(いろいろな選手と話すように)考えていきたいです。明確なルールを作るわけじゃなくても、気持ちの上でそう意識しよう、と」
チームはJAPAN XVとして28日の世界選抜戦(福岡のレベルファイブスタジアム)に挑んだ後、日本代表として11月4日にオーストラリア代表戦(神奈川の日産スタジアム)、18日にトンガ代表戦(フランスのスタッド・アーネスト・ワロン)、25日にフランス代表戦(フランスのUアリーナ)を予定する。このツアーは石原にとって、2019年のワールドカップ日本大会に向けてのアピールの場でもありそうだ。本人は、グラウンド内外での献身を誓う。
「オンとオフの切り替えを大事にしているのは、ここ(サントリー)でも代表でも一緒。他のチームの選手がいっぱいいる状況ですから、オフには和ませるような振る舞いをして、楽しんでいきます」
(文:向 風見也)

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