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週刊ベースボール ドラフト1位指名予想&戦略分析【セ・リーグ】

本日、開催されるドラフト会議。金の卵たちは一体、どこの球団に指名されるのか。各球団の1位指名予想と、戦略分析を行う。まずはセ・リーグからだ。
広島が中村奨成の一本釣りなるか
早くから広島に1位指名を表明された中村。果たして、1位で競合となるか
■広島 1位予想=中村奨成(広陵高)
10月14日に行ったスカウト会議で、中村奨成(広陵高)の1位指名を表明。捕手には入団1年目で頭角を現している強打・強肩の坂倉将吾がいるが、松田元オーナーは「肩が強くてインサイドのさばきがうまい。坂倉と中村が育てば15年ぐらいはキャッチャーの心配をしなくていい」と最大限の評価。才能あふれる2選手の切磋琢磨を望んでいる。中村がクジ引きとなり競合に敗れた場合には、最速157キロを誇る鈴木博志(ヤマハ)が有力。もし鈴木博がすでに他球団に指名されているようであれば、強打の外野手である岩見雅紀(慶大)に舵を切る可能性もありそうだ。最大の補強ポイントである投手は、2位以下の指名で好選手を狙っていくこととなる。
■阪神 1位予想=清宮幸太郎(早実)
金本知憲監督も公言しているが清宮幸太郎(早実)を1位で指名するのは間違いない。また、生え抜きの左の大砲の育成も待望され、外れ1位候補として安田尚憲(履正社高)の名前が挙がっている。今季期待された先発左腕が不甲斐ない成績に終わったこともあり、清宮も安田も外したときには左腕投手を1位で獲得する模様。斉藤大将(明大)、高橋遥人(亜大)などの即戦力左腕を狙う。さらに隠し玉として最速146キロの真っすぐとチェンジアップ、スライダー、カーブを駆使する山崎悠生(独立・BCL/信濃)を指名するとも言われている。そのほか、大和がFA移籍した場合に備え、即戦力の内野手を指名する方向でも考えているようだ。
■DeNA 1位予想=清宮幸太郎(早実)
スカウト会議の場で、清宮幸太郎(早実)の指名を確認済み。10月2日に行った面談では、清宮本人から「どういうふうにして、(筒香嘉智が)ああなったのですか」と質問を受けており、1位指名の方針は固い。とはいえ、超目玉である清宮は複数球団による競合は必至。仮にクジで指名権を外した場合はどうなるのか。次の選択肢には、完投能力のある先発投手という観点で田嶋大樹(JR東日本)の名前が挙がる。さらに将来の司令塔候補として中村奨成(広陵)もリストアップしているが、1巡目入札で彼らの名前は消えるだろう。ここにきて上位候補に、地元・星槎国際湘南高の本田仁海も挙げられている。最速147キロのストレートとスライダーが武器の本格派右腕を、育成前提で指名する可能性は十分にありそうだ。
■巨人 1位予想=清宮幸太郎(早実)
ドラフトを翌々日に控えた10月24日、都内の球団事務所でスカウト会議を行い、1位では高校No.1スラッガーの清宮幸太郎(早実)を指名する方針を確認しており、大どんでん返しの可能性は低いだろう。今季は4位ながら504失点はリーグ最少。さらには2年連続2ケタ勝利の田口麗斗を筆頭に、2年目の中川皓太、新人の池田駿なども若い投手が力を伸ばしており、かつ昨季ドラフトでは1位の吉川尚輝以外の6人すべて投手だったことから、清宮を筆頭に村上宗隆(九州学院高)、増田珠(横浜高)などもリストアップされ、野手中心のドラフトになることが濃厚。38歳の阿部慎之助をはじめ、34歳の長野久義、来季で30歳を迎える坂本勇人など、野手の高齢化は課題で、3~5年後を見据えた指名となりそうだ。
■中日 1位予想=中村奨成(広陵高)
5年連続でBクラスに沈むチーム状態から補強ポイントは多いが、ここ数年レギュラーが固まっていないキャッチャーを重視。中村奨成(広陵高)が1位指名となりそうだ。実力とスター性を兼ね備えた清宮幸太郎(早実)も有力候補だったが、他球団との競合は必至。中村も広島の指名が濃厚だが、競争率が低い逸材を選択することになるだろう。外れ1位には鈴木博志(ヤマハ)や石川翔(青藍泰斗高)ら、投手の名前が挙がっている。また、2位以下で熱視線を送っているのが打力に優れる外野手の西川愛也(花咲徳栄高)。ウェーバー制を生かして1位、2位指名で意中の選手との交渉権をしっかりと確保したいところだ。
■ヤクルト 1位予想=清宮幸太郎(早実)
1位の大本命は清宮幸太郎(早実)で変わりはない。競合覚悟の1位指名は確実と言えそうだ。過去4年、1巡目指名選手をすべて抽選で逃しているというジンクスを、そろそろ払拭したい。とはいえ、外れ1位候補の選定も重要な作業となる。10月22日に行われたスカウト会議では約10人の1位指名候補をリストアップした。小川淳司監督はその条件として「即戦力の投手」を挙げており、齊藤大将(明大)、鍬原拓也(中大)、東克樹(立命大)らの名前が挙がった模様。さらに打者では右のスラッカー・岩見雅紀(慶大)も有力候補となる。「今年のドラフトは難しい」と指揮官は語っており、入念なシミュレーションを重ねて会議当日を迎えることになる。
写真=BBM

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