文&写真_本間 暁

 先週22日のプレ・オープンに続き、29日にグランドオープンを迎えたのは、元WBC世界スーパーフライ級チャンピオン、佐藤洋太さん(33歳)が副会長兼テクニカルアドバイザーを務める『Reriseボクシングクラブ』だ。

 西武新宿線「東伏見駅」から徒歩1分。線路沿いのわかりやすい場所に立地。先週に続き、この日も全国的に台風の影響に見舞われるという悪条件だったが、「台風を引き連れる男ですから」とおどける佐藤さんの明るさが実にフィットする、雰囲気の温かいフロアだ。

画像: 世界的スーパースター、ミゲール・コット(プエルトリコ)との激闘で、さらに名を上げた亀海喜寛(帝拳)も祝福に訪れた。佐藤さんも亀海のスタイルにかなり影響を受けており、交流も深い。また、一生トレーナーの夫人と亀海は同郷(北海道)で、旧知の間柄。「人のつながりはおもしろいですね」と、佐藤さんしみじみ

世界的スーパースター、ミゲール・コット(プエルトリコ)との激闘で、さらに名を上げた亀海喜寛(帝拳)も祝福に訪れた。佐藤さんも亀海のスタイルにかなり影響を受けており、交流も深い。また、一生トレーナーの夫人と亀海は同郷(北海道)で、旧知の間柄。「人のつながりはおもしろいですね」と、佐藤さんしみじみ

 佐藤さんの現役時代にスポンサーを務めていた歯科医師さんが「キューピッド」となり、会長となる村田忍さん(集合写真の佐藤さんの右隣)と知り合いに。村田さんは角海老宝石ジムの創成期に練習生として在籍しており、その後、別の道を歩んだものの、熱狂的なボクシングファンとして、現在に至った。

「来年5月で定年になるので、これを機にボクシングジムをやってみたいと……」と村田さん。夫人が代表を務め、子息・一生さんがフィジカルトレーナーとして支える。
 この一生さん、かつては新日本木村ジム所属のプロボクサーで、元WBA世界スーパーフライ級王者・飯田覚士さんが主宰する『ボックスファイ』(東京都中野区)でトレーナーを5年経験したキャリアもある整体師さん。そして、協栄ジム時代から佐藤さんの良き友、良きスパーリングパートナーとして汗を流してきた橋本祥太さんがトレーナーを務める。

「もう、ボクシングには関わらないと思っていたけれど、何年か前から長谷川穂積さん、山中慎介さん、八重樫東さんの試合を見に来たりするようになって、『やっぱり、もう1度燃えることをしたいな』と思ったし、まだ若いから、ボクシングに携わりたいと思うようになって……。せっかく手に入れた技術をそのままにしておくのももったいないなと思ったんです」と佐藤さん。引退後から故郷・岩手県盛岡市で店長として切り盛りしている『焼肉チャレンジャー』をもちろんメインに、ひと月に4日ほど上京し、指導にあたるという。
 チャンピオン時代、“マジカルボックス”なるニックネームのあった佐藤さん。独特のタイミング、間合いを駆使するだけでなく、腕をグルグル回したり、そっぽを向いたり、リング内を徘徊したりと、ありとあらゆる方法で相手を幻惑した魅惑のスタイル。それをどう継承していくのか、楽しみでならない。

画像: ミット打ちを披露する佐藤さん。元世界チャンピオンの迫力に、感嘆の声がそこかしこから

ミット打ちを披露する佐藤さん。元世界チャンピオンの迫力に、感嘆の声がそこかしこから

画像: 一生トレーナーとのスパーリングでは、「亀海さんがよくやるL字ガードを見せますよ!」と息巻いていた佐藤さんだが、「サウスポー相手にはできない!」と嘆く(笑)。「シーサケット(ソールンビサイ)に負けて、完全にサウスポーに苦手意識が……」だそうだ

一生トレーナーとのスパーリングでは、「亀海さんがよくやるL字ガードを見せますよ!」と息巻いていた佐藤さんだが、「サウスポー相手にはできない!」と嘆く(笑)。「シーサケット(ソールンビサイ)に負けて、完全にサウスポーに苦手意識が……」だそうだ

「人生は順風満帆ではありません。そんなときに、ここで汗をかいてリセットして、リライズ(再び上昇する)しましょう!」
 ジムのホームページに掲げられた言葉が、いい意味で肩の力を軽くしてくれる。
“明るく元気に楽しく!”──。会長、副会長コンビを筆頭とするジムの雰囲気は、きっと、あっという間に広がっていくはずだ。

Reriseボクシングクラブ
〒202-0014
東京都西東京市富士町4-33-15
飯田ビル東伏見2F
℡:042-458-0808
http://rerise-box.com/

佐藤洋太さんのブログ
焼肉チャレンジャー店主の私的blog
https://ameblo.jp/challenger-sk8/

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