動きを映像で確認しながら練習をしたら、今よりもっと上達するに違いない。

 高校3年生のとき、体育教官室から特別に貸してもらったビデオカメラで、自分の跳び箱やマット運動の様子を撮影したことがある。大体はイメージ通りだったが、足先の位置や足首の角度は、感覚とはズレていた。録音した声が自分の声とは違って聞こえるのと同じで、イメージの自分と実際の自分は、結構、ズレている。

 携帯電話がスマホに進化して、動画の撮影は写真を撮るのと同じくらい簡単になった。電話やメール以外にも、スケジュール管理や銀行の振り込みができたり、道案内をしてくれたり、寂しいときには話し相手になってくれたりもする。進化するスマホとの上手な付き合いは、日常に快適さと楽しさをプラスするための、現代人のたしなみなのだろう。

1件のニュースリリースが目に止まる。

「株式会社ディケイエイチとランニングフォーム分析アプリを共同開発」 。
 ランニング分析のノウハウを持つアシックスと、計測機器やソフトウエアの開発・販売を行うディケイエイチのAI(人工知能)技術で実現したランニングフォームの分析アプリが、11月中旬にリリースされるという内容。

 資料によれば、アプリ上でランニングの動画を撮影すると、ストライド、ピッチ、上下動、体幹の前傾、腕の振り幅、脚の振り幅の6項目の傾向がスマホに表示される。

 例えば、こんな感じ。

画像: 1件のニュースリリースが目に止まる。

ディケイエイチ社のサイトを覗いて、面白いと思った。

 主要取引先の欄にあるのは、筑波大学/早稲田大学/中京大学/東洋大学/順天堂大学/大阪体育大学/日本女子体育大学/名古屋学院大学/国立スポーツ科学センター/自衛隊体育学校…。そのラインナップは、陸上競技マガジン/テニスマガジン/バドミントンマガジン/ボウリングマガジン/ソフトボールマガジン/ソフトテニスマガジン/ラグビーマガジン/スイミングマガジン/週刊ベースボール/近代柔道…。弊社が発行している雑誌のラインナップを見ているようで、親近感を感じる。スポーツの分析に特化して、本格的に取り組んでいる会社なのだろう。

ITやAIを取り入れた新サービスの開発に共感。

 アシックスは現在「デジタルを通じたスポーツライフの充実」に力を入れているという。最先端のデジタル技術を駆使してスポーツ体験の価値を高めていく取り組みで、今回のアプリ「Run-DIAS」はそれを形にしたものだ。
 今年11月17・18日の神戸マラソンEXPO(神戸国際展示場)では同社のブースに体験コーナーが設置される。当日は、かなりの人気のコーナーになるのではないだろうか。

 IT(情報技術)やAI(人工知能)の技術を使った新サービスの開発に力を注ぐことには、共感を覚える。スポーツ界にこそ、必要な技術だと感じるからだ。
 陸上競技マガジンでも「陸上競技ランキング」という速報サイトを開設している。全国で行われる競技会の結果を収集して、毎日1000位までを発表するサービスだ。自分の最新ランキングをすぐに知ることができれば、目標が明確になり、毎日の練習に取り組む意欲がアップする。

 トップ選手だけでなく、小学生からマスターズ、障がい者陸上の選手も含めて、陸上競技の大会に出場したすべての選手のランキングを完成させることが当面の目標だ。

 もし、今回のアプリに自分の最新ランキングを確認できる機能が付いたら、ユーザーのモチベーションは、かなり上がるんじゃないだろうか。
 これからの進化も気になるアプリが誕生した。

■Run-DIASの詳細
https://www.smartdias.biz/
■株式会社ディケイエイチの企業情報
http://www.dkh.co.jp/corporate_information/company_profile/
■陸上競技ランキング
https://rikumaga.com/

This article is a sponsored article by
''.