2018年世界選手権に向けた代表争いがスタート!

2017年度の講道館杯は11月11、12日の両日、千葉・ポートアリーナで開かれる。ブダペスト世界選手権代表選手は出場しないが、巻き返しを狙うベテラン、これから日本代表を狙う若い選手にとって、12月のGS東京、さらには18年新春のヨーロッパ諸大会へつながる大事な大会となる。各階級の出場選手、見所など探ってみた。

【男子編】

60㎏級

15年世界代表の志々目徹(了德寺学園職)、実業団優勝の青木大、同2位の木戸慎二(ともにパーク24)ら社会人組みに、全日本学生で優勝した宮之原誠也(国士舘大4年)、ユニバ優勝の藤阪泰恒(國學院大3年)、その他、大島拓海(筑波大3年)、古賀玄暉(日本体育大1年)ら学生組がどう挑むか。

新社会人の大島優磨(旭化成)、田中崇晃(ALSOK)もアピールしたいところだ。若手では高校選手権、インターハイ連覇の市川龍之介(習志野高3年)、全日本ジュニア2位の武岡毅(足立学園高3年)がシニアでどこまでやれるかに注目だ。

画像: 60㎏級 志々目徹(了徳寺学園職)

60㎏級 志々目徹(了徳寺学園職)

66kg級

注目は連覇を狙う磯田範仁(国士舘大4年)の戦いだ。9月末の学生体重別も優勝した。左小外刈りに一発を持ち、寝技もうまい。

全日本ジュニアを制した茂木才跡(中央大1年)は切れ味の良い袖釣り込み腰や足技に威力がある。髙上智史、髙市賢悟(ともに旭化成)の巻き返しも注目の一つ。

昨年2位の橋口祐葵(パーク24)、選抜3位の丸山城志郎(ミキハウス)、藤阪太郎(大阪府警察)の社会人、学生体重別2位の木戸清孝(天理大4年)、同3位の田川兼三(筑波大3年)も虎視眈々と上位を狙う。

画像: 66kg級 磯田範仁(国士舘大4年)

66kg級 磯田範仁(国士舘大4年)

73kg級

リオ五輪金の大野将平(旭化成)は出場しないので、若手にもチャンスがある。有望なのは立川新(東海大2年)、石郷岡秀征、野上廉太郎(ともに筑波大1年)、島田隆志郎(國學院大2年)ら。立川は8月のユニバで優勝、講道館杯連覇を狙う。

この階級のロンドン五輪代表の中矢力(ALSOK)は階級を上げたため、混戦は必至。この他には込山龍哉(東海大3年)、実業チャンピオンの竹内信康(新日鐵住金)らが大会を盛り上げそう。また66㎏級から階級を上げた海老沼匡(パーク24)の戦いに注目だ。

画像: 73kg級 立川新(東海大2年)

73kg級 立川新(東海大2年)

81kg級

永瀬貴規(旭化成)のケガで、このクラスは多くの選手にチャンスが巡ってきた。

若手では藤原崇太郎(日本体育大1年)、佐藤正大(自衛隊体育学校)、学生体重別優勝の山本悠司(天理大4年)、全日本ジュニア優勝の友清光(国士舘大1年)らに勢いがある。

高校生ではインターハイ優勝の奥田將人(京都学園高3年)、全日本ジュニア2位の賀持喜道(桐蔭学園高2年)らの戦いに期待。昨年のチャンピオン渡邊勇人(了德寺学園職)はケガが治り切らずに欠場となった。

ベテランでは実業個人チャンピオンの海老泰博(旭化成)、昨年2位の春山友紀(自衛隊体育学校)、そして73kg級から階級を上げた中矢力(ALSOK)らもトップを狙う。ロンドン代表を争った2回戦の長島啓太(日本中央競馬会)対中井貴裕(パーク24)の戦いに注目。

画像: 81kg級 中矢力(ALSOK)

81kg級 中矢力(ALSOK)

90kg級

ベイカーが不在のこの階級は混戦模様。

昨年優勝の長澤憲大(パーク24)は世界選手権団体戦で勝負強さを見せ、頭一つリードか。12年全日本チャンピオンで選抜2位の加藤剛博(千葉県警察)、ケガから復帰の吉田優也(旭化成)も巻き返しを狙う。選抜優勝の向翔一郎(日本大4年)も力がある。

高校選手では村尾三四郎(桐蔭学園高2年)がシニアで腕試し。内股、大外刈りに威力を持ち、受けも強い。この他には全日本ジュニア優勝の神鳥剛(明治大2年)、学生体重別で優勝した安達健太(東海大3年)、実業王者の小林悠輔(旭化成)も自分の形を持っているので目が離せない。

世界ジュニアを制した田嶋剛希(筑波大2年)はシニアでどこまで通用するか。

画像: 90kg級 長澤憲大(パーク24)

90kg級 長澤憲大(パーク24)

100kg級

昨年2位の飯田健太郎(国士舘大1年)がどんな柔道を見せるか。学生団体決勝のウルフ戦を見ると、まだ力の差は否めないが右内股は威力十分。今大会を2020年の足掛かりにしたい。

この他の若手では学生チャンピオンの吉良儀城(国士舘大3年)、2位の後迫孝誠(福岡大3年)が挙げられる。

ベテランでは階級を上げた西山大希(新日鐵住金)、熊代佑輔(ALSOK)の実業1、2位コンビ、昨年3位の下和田翔平(京葉ガス)、後藤隆太郎(三井物産)が有力。

全日本ジュニアの1、2位の高校生コンビ、山口貴也(長崎日大高3年)、関根聖隆(桐蔭学園高3年)も楽しみだ。

画像: 100kg級 飯田健太郎(国士舘大1年)

100kg級 飯田健太郎(国士舘大1年)

100㎏超級

若手の好素材が揃う。小川雄勢(明治大3年)は15、16年の学生チャンピオン。

太田彪雅(東海大2年)は6月の全日本学生優勝大会の団体戦では小川からポイントを奪った。

この他、今年の学生チャンピオンの佐藤和哉(日本大3年)、全日本ジュニア王者の香川大吾(東海大3年)、インターハイ優勝の中野寛太(天理高2年)らも今後が期待される。

高校1年の斉藤立(国士舘高)はどこまで通用するか。ベテランでは七戸龍(九州電力)、上川大樹(京葉ガス)が若手のカベになれるか。

GPデュッセルドルフ、ユニバで優勝した影浦心(東海大4年)は世界無差別選手権出場のため欠場。

画像: 100㎏超級 斉藤立(国士舘高1年)

100㎏超級 斉藤立(国士舘高1年)

[大会情報]

●会場
千葉ポートアリーナ(千葉市中央区問屋町1-20 TEL:043-241-0006)
最寄駅:JR千葉駅、JR千葉みなと駅、京成電鉄千葉中央駅

●日程
11日(土)
男子60kg級、66kg級、73kg級、81kg級
女子70kg級、78kg級、78kg超級
12日(日)
男子90kg級、100kg級、100kg超
女子48kg級、52kg級、57kg級、62kg級

●チケット
一般:1,000円
高校生以下:500円
▼購入方法
全柔連事務局にて販売中
【全柔連事務局】
文京区春日1-16-30講道館5階(TEL:03-3818-4199)
10:00~12:00/13:00~17:30
※現金のみの取り扱いとなります。

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