カードのことはこの人に聞け! カードエディターとして有名なしゅりんぷ池田さんが、BBMベースボールカードの今季の総集編となる「Fusion」についてコラムを寄せてくれました。

全4回予定のこのシリーズ、第3回の今日は昨日の今永昇太よりもすごかった獅子のエース、そしてそれをも上回るあのレジェンドのお話。

先頭打者のみの1安打完封

「FUSION」のレギュラーカードの大部分を占める「記録の殿堂」では今季のシーズン中に何かしらの記録を打ち立てた現役選手と、それと同種の記録を持つOB選手を併せてカード化しています。

 前回は1安打完封をマークした今永昇太(DeNA)を紹介しましたが、今季同じく1安打完封を記録したのが菊池雄星(西武)。こちらはさらにすごかったのです。

画像: No.013 菊池雄星(埼玉西武ライオンズ)

No.013 菊池雄星(埼玉西武ライオンズ)

 4月21日の日本ハム戦(メットライフ)に先発し、初回に先頭打者の西川遥輝に安打を喫したものの、以降は2四球2失策のみで完封してしまったのです。先頭打者のみの1安打完封は史上12人目なんだそうですよ。

 その12人を列記するとこんな感じなのですが、なかなかそうそうたるメンバーですね。

 1946年7月22日 諏訪裕良(巨人)
 1956年6月6日 小山正明(阪神)
 1959年4月26日 堀内 庄(巨人)
 1960年9月15日 金田正一(国鉄)
 1968年9月22日 皆川睦男(南海)
 1971年8月29日 藤本和宏(広島)
 1972年7月4日 外木場義郎(広島)
 1972年8月19日 野崎恒男(南海)
 1981年4月11日 定岡正二(巨人)
 1991年4月27日 宮本和知(巨人)
 1998年4月3日 川村丈夫(横浜)
 2017年4月21日 菊池雄星(西武)

 そして同種の記録を持つOBとしてカード化させていただいたのが定岡正二。同氏はこの12人の中でも特筆すべきことに、先頭打者にヒットを打たれた後の27人をパーフェクトに抑えての1安打完封だったのです。こうした「準完全試合」とでもいうべき記録を残したのは小山正明と2人のみ。

画像: No.014 定岡正二(読売ジャイアンツ)

No.014 定岡正二(読売ジャイアンツ)

 ちなみに、当の定岡は先頭打者以降1人のランナーも許していなことを試合中は気付いていなかったのだとか。

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