文&写真/宮田有理子
Text&Photo by Yuriko Miyata

 12月9日、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われるIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に出場する同級4位の尾川堅一(帝拳)が7日、記者会見に登場。「世界チャンピオンになって日本へ帰ります」と決意を語った。

 130ポンド階級に特化した興行『Worriors Collide』。元2階級制覇のオルランド・サリド(メキシコ)対ミゲール・ローマン(同)、元WBC王者フランシスコ・バルガス(同)対スティーブン・スミス(イギリス)ノンタイトル各10回戦とともに、尾川と同級5位テビン・ファーマー(アメリカ)とのIBF王座決定戦のトリプルヘッダーがHBOで放映される。

 公私ふくめて初めての海外と言いながら、「アメリカが第二の故郷かと思うくらい、なにか、合ってるんでしょうか。いいですね」と、リラックスした様子の尾川。会見の檀上に立つと、「僕は日本から観光に来たわけでも負けに来たわけでもありません。世界チャンピオンになって日本に帰ります。期待していてください」と宣言した。一方のファーマーも、「19歳でボクサーになり、やっと土曜日、世界チャンピオンになる舞台に立てる。オガワのフィルムを見て、たしかに彼は強い選手だと思う。勝ちにくることもわかっている。けれど、土曜日は僕が世界チャンピオンになる」と力強く語った。1900年代の名選手ジョー・ガンスを大叔父にもつ良血だが、キャリアの前期はプロモーションに恵まれず、判定に泣いたとも話した。

 日曜日にラスベガス入りした尾川は、「毎日ステーキを食べています」「練習すると2キロ落ちました」と、体重調整も順調。まわりを見渡し、「(メインの)サリドとかを見ていると、扱われ方がやっぱり違う。ああいう存在になりたいというモチベーションになります。勝ち続けて今回、この場に呼んでもらって、誰でも立てる場所じゃないけれど、タイトルを獲らないとやっぱり意味がないと思う。チャンピオンになってまたここに来たい。アメリカでインパクトをしっかりと残して、こっちでおもしろいニックネームをつけてほしいです」と言って、いい表情を見せた。
 明日は計量が行われる。

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