箱根駅伝のチームエントリーから大学別に展望する5校目は、前回3位の早稲田大。出雲駅伝、全日本大学駅伝と不本意な結果に終わった名門は、箱根駅伝で本領を発揮できるか。

主力選手の充実

早稲田大エントリー選手一覧
氏名(学年) 10000m   ハーフ
石田 康幸4 29:29.16  1:03:28
河合 祐哉4 29:56.19  1:04:53
谷口耕一郎4 30:25.20  1:04:09
藤原 滋記4 29:03.96  1:03:22
光延  誠4 29:03.47  1:03:44
安井 雄一4 29:07.01  1:02:55
小澤 直人3 29:40.88  1:06:56
清水 歓太3 29:24.33  1:03:08
永山 博基3 28:25.85  1:02:55
遠藤 宏夢2 30:09.63  1:05:10
大木 皓太2 29:39.90  1:06:00
太田 智樹2 29:09.06  1:02:48
新迫 志希2 29:07.06  ――
宍倉 健浩1 29:17.12  ――
渕田 拓臣1 14:19.37★ ――
吉田  匠1 30:00.68  1:06:05
    平均 29:27.97  1:04:16
(タイムは箱根駅伝チームエントリーの際に記載された10000m、ハーフマラソンの自己ベスト、★印が付いているものは5000m、20㎞のもの。平均は★の記録を除く)
 相楽豊監督は、今季のチームを「チームの柱が石田康幸、藤原滋記、光延誠、安井雄一という4年生4人で、核が永山博基、太田智樹、新迫志希の3人」と話してきた。その主力の選手はしっかりとエントリーされた。
 今季の個人のレースでは5月の関東インカレのハーフマラソン(1部)では石田5位、安井6位に入賞。9月の日本インカレでは5000mで光延が6位、10000mで太田が7位に入賞するなど、結果を残した。しかし、駅伝ではここまではこの主力選手たちの足並みが揃わず、出雲駅伝では9位、全日本大学駅伝では7位と上位に顔を出すことができなかった。ただ、箱根でも実力通りの走りをすれば、上位も十分に狙える力はある。

画像: 前回2区を走った永山は、今回も2区が有力。早稲田のエースらしい走りを見せられるか(写真/毛受亮介)

前回2区を走った永山は、今回も2区が有力。早稲田のエースらしい走りを見せられるか(写真/毛受亮介)

2区、5区に経験者残る

 今季の出雲と全日本では上記の主力となる7人に加え、1年生の宍倉健浩、吉田匠を起用した。それに前回10区を経験した清水歓太と、山の特殊区間の5、6区要員を加えたメンバーが、基本構成となりそうだ。
 エースが集う花の2区と、山上り5区の最重要区間は前回経験者が残るだけに、そのまま起用されそうだ。2区の永山は前回区間10位。今季はケガにも悩まされたが復調傾向にあり、前回を上回る走りが期待される。5区の安井は今回走れば3年連続。前々回は区間5位、前回は区間4位と安定した結果を残している。最終学年の今回は区間賞獲得なるか。
 残る往路区間も主力選手から起用されるだろう。1区は出雲、全日本でも1区で起用され、全日本では区間3位と好スタートを切った太田が起用されそうだ。
 前回大会では山下り6区で起用された石田は全日本では最長区間8区で起用された。今季は各種目で自己ベストを更新するなど総力を付けているだけに、他に山下りに対応できる選手が育成されていれば、往路の主要区間を走ることになるだろう。
 主力はまだ藤原、光延、新迫が残り、復路に回すだけの戦力は整っている。今季は「選手層が薄い」と評価されてきたが、主力以外の選手たちも成長を見せた。臙脂の“W”のユニフォームを纏う以上、優勝以外の目標は許されない。青山学院大、神奈川大、東海大の三強は強いが、どこまで目標に迫れるか。

画像: 全日本では1区・太田(左)が区間3位。主将の安井へと好位置で襷をつないだ(写真/椛本結城)

全日本では1区・太田(左)が区間3位。主将の安井へと好位置で襷をつないだ(写真/椛本結城)

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