箱根駅伝のチームエントリーから大学別に展望する6校目は、予選会3位の中央大。箱根駅伝最多出場を誇る伝統校は、予選会敗退から1年で箱根路へと復活。どのように新たな伝統の第一歩を記すのか。

2年ぶり91回目の箱根路へ

中央大エントリー選手一覧
氏名(学年) 10000m  ハーフ
竹内 大地4 29:12.72 1:03:51
江連 崇裕4 29:58.97 1:04:51
堀尾 謙介3 28:34.54  59:49★
苗村 隆広3 29:35.18 1:00:50★
神﨑  裕3 29:39.10 1:01:28★
中山  顕3 29:16.49  59:36★
関口 康平3 30:06.97 1:01:22★
舟津 彰馬2 28:35.07  59:48★
安永 直斗2 29:29.53 ――
冨原  拓2 29:36.88 1:01:53★
岩佐 快斗2 30:09.06 1:00:58★
池田 勘汰1 29:13.59 1:00:57★
畝  拓夢1 29:35.83 1:00:22★
大森 太楽1 30:31.02 1:05:15
加井 虎造1 29:08.09 1:08:35
川崎新太郎1 29:44.39 1:01:22★
平均 29:31.71 1:05:38
(タイムは箱根駅伝チームエントリーの際に記載された10000m、ハーフマラソンの自己ベスト、★印が付いているものは5000m、20㎞のもの。平均は★の記録を除く)
 前回大会の予選会でまさかの敗退となり、連続出場は「87」で途切れた中央大。あれから1年。予想以上の走りで予選会を突破した。予選会(20km)でのチームとしての戦略は堀尾謙介、中山顕、舟津彰馬の3人をフリーで走らせタイムを稼ぎ、残る選手は4年生が15kmまで引っ張る集団走。チーム8番手までが1時間0分台という好走を見せ、3位通過を果たした。
 予選会でチーム10番手までに入った選手はしっかりとエントリーされた。チーム自体、現在の4年生は3人しか在籍しておらず層の薄さは否めないが、全体的にレベルアップした印象だ。

主力3人で流れをつかむ

 チームの主軸は予選会をフリーで走った3人となる。藤原正和監督は「予選会トップ3の3人は往路3区までに起用します」と明言。予選会トップの中山は入学当初は5000m15分台で、当初は準部員扱いだったという。そこから力を付け、主要区間を担当するまでに成長した。「2区にチャレンジしたい」と本人も話しており、エースが集う“花の2区”を担当することになりそうだ。1区は1500mの日本インカレ王者でスピードに自信がある舟津、3区に前回大会で学生連合チームの2区を担当した堀尾という流れになりそうだ。この3人でどこまで流れをつかめるかが、中大復活のカギとなる。
 このほかに藤原監督が起用を明言したのが、予選会チーム4番手で、1年生の畝拓夢だ。畝は昨年度の全国高校駅伝優勝校の岡山・倉敷高校出身で、エースたちが集う1区で区間5位という成績を残した。今後のチームの主軸を担う選手として期待されている証拠だろう。どの区間で起用されるのか注目したい。
 また、藤原監督といえば初マラソン日本最高記録、マラソン学生最高記録保持者であるが、中大に在学中は1~3年時に山上り5区を走っており、1年時には区間賞も獲得している。「ウチとしては前半で流れに乗り、山で稼いで、余裕を持って復路へ」というプランも持っており、5区、山下り6区にどんな選手を起用するのか注目だ。
 2年ぶり91回目の箱根出場となる中央大、ここから新たな伝統を築けるか。

画像: 箱尾根駅伝予選会でチームトップとなった中山は2区候補(写真/小山真司)

箱尾根駅伝予選会でチームトップとなった中山は2区候補(写真/小山真司)

画像: 2年生主将の舟津が走りでもチームをけん引する(写真/小山真司)

2年生主将の舟津が走りでもチームをけん引する(写真/小山真司)

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