箱根駅伝のチームエントリーから大学別に展望する13校目は、前回7位の日本体育大だ。“大エース”と呼べる選手はいないのだが、全体のレベルが高く、層が厚いことが特徴のチームだ。展開さえはまれば、目標である3位以内も十分にあり得る。今大会最大のダークホースとなるかもしれない。

10000m平均は出場校中3位

日本体育大エントリー選手一覧
小町 昌矢4 28:48.75 1:03:00
重松 尚志4 29:25.39 1:04:10
城越 勇星4 28:53.09 1:03:20
住田 優範4 29:05.61 1:04:43
辻野 恭哉4 28:58.25 1:03:38
富安  央4 28:49.53 1:03:33
吉田 亮壱4 28:52.53 1:03:02
林田 元輝3 29:26.62 1:04:48
三原 卓巳3 29:08.71 1:03:55
室伏 穂高3 29:14.84 1:03:50
山口 晟弥3 29:27.77 1:07:04
中川 翔太2 28:59.46 1:03:04
濵田  諒2 29:27.67 1:06:48
廻谷  賢2 29:23.01 1:04:40
森田 諒太2 29:18.75 1:06:29
山口 和也2 29:05.39 1:06:17
    平均 29:09.09 1:04:31
(タイムは箱根駅伝チームエントリーの際に記載された10000m、ハーフマラソンの自己ベスト)
 前回大会は序盤で流れに乗れず、往路は13位と出遅れたものの、山下り6区で区間新を樹立した秋山清仁(現・愛知製鋼)の活躍もあり7位に入った日体大。
 しかし、6月の全日本大学駅伝関東予選会では故障や教育実習などで主力の4年生を欠き、まさかの敗退を喫した。それでもシーズン初戦の出雲駅伝では主軸となる4年生たちの活躍もあり、3位に食い込んだ。
 その後は他校が全日本や箱根予選会に向けていた11月は、箱根に向けて走り込んできただけに、準備は万端だ。
 出雲の出走者と前回経験者7人は全員がエントリーされた。一方で5000m13分台の記録を持つ宮崎勇将が外れたが、それでも戦力低下はない。選手層も厚く、10000mエントリータイム平均は東海大、青山学院大に続いて3位となっている。

序盤で上位にいられるか

 前回往路の2~5区を走った小町昌矢、吉田亮壱、富安央、辻野恭哉の4年生が今回の主軸。この4人は今回も往路を走ることになるだろう。1区は出雲で1区区間6位と流れを作った吉田が有力。2区は前回大会でも走った小町が務めるか。富安も前回に続き4区を走りそうだ。区間配置について渡邉正昭監督は選手たちに区間配置を決めさせることもあり、「8割方決まっている」と話すにとどめたが、唯一、5区だけは辻野の名前を挙げて「彼に任せようと思っています」と話した。この4年生たちに調子の良い1人を加えて往路に挑むことになりそう。
 前回6区の秋山の穴を埋めることは容易ではないが、選手たち個々がしっかりと力を付け、全体で補うことができている。1、2区に関しても「我慢の展開になる」(渡邉監督)ことは承知の上だ。2区を終えた時点で前を終える展開になっていれば、3区以降にも力を持つ選手がそろっているだけに、大きな波乱を起こすかもしれ

画像: 今回も2区候補である小町の走りが、チーム全体の流れを決めるカギになる(写真/毛受亮介)

今回も2区候補である小町の走りが、チーム全体の流れを決めるカギになる(写真/毛受亮介)

画像: 出雲駅伝で3位のテープを切った主将の辻野は、今回も山上り5区か有力だ(写真/毛受亮介)

出雲駅伝で3位のテープを切った主将の辻野は、今回も山上り5区か有力だ(写真/毛受亮介)

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