箱根駅伝のチームエントリーから大学別に展望する15校目は前回8位で4年ぶりのシード権を獲得した法政大だ。今季は頼れるエースをしっかりと確立。周りを固める主力選手も成長し、連続シード権獲得を目指す。

2、3年生中心のエントリー

法政大エントリー選手一覧
細川翔太郎4 29:22.65 1:04:01
磯田 和也4 29:39.59 1:04:41
大畑 和真3 29:32.92 1:03:56
狩野 琢巳3 29:35.64 1:05:07
鈴木 亮平3 29:48.84 1:04:29
東福龍太郎3 29:31.59 1:09:28
土井 大輔3 29:06.65 1:05:45
坂東 悠汰3 28:44.87 1:04:27
福田 兼士3 29:42.45 1:03:59
矢嶋 謙悟3 29:14.03 1:04:02
青木 涼真2 29:30.64 ――
岡原 仁志2 29:47.74 1:04:43
佐藤 敏也2 29:23.79 ――
坪井  慧2 29:48.33 1:05:50
増田 蒼馬2 29:42.88 1:04:32
松澤 拓弥2 29:50.06 1:05:00
    平均 29:31.42 1:05:00
(タイムは箱根駅伝チームエントリーの際に記載された10000m、ハーフマラソンの自己ベスト)
 前回大会は8位でシード権を獲得した法政大だが、6位の中央学院大と31秒、7位の日本体育大とは17秒差という僅差だった。
 今季の全日本大学駅伝関東予選は5位で通過し、三大駅伝すべての出場権を獲得した。初戦の出雲駅伝ではアクシデントで途中棄権となってしまったが、全日本では1区で出遅れてしまったものの、2区のエース・坂東悠汰が流れを変える区間6位の走りを見せると、3区の佐藤敏也は区間2位と好走するなど、最終的には総合10位だったものの実力の片りんを見せた。
 エントリーには板東、佐藤をはじめ関東インカレ1部3000m障害を制した青木涼真らは入った。一方で、青山学院大や東海大の選手が出場する11月の世田谷ハーフマラソンで11位に入った主将の鹿嶋隆裕のほか、今季の三大駅伝を走っている選手らが外れた。エントリーされた選手の学年は4年生2人、3年生8人、2年生という構成。来季につながる走りを見せたい。

2区と山でアドバンテージを握れるか

 前回大会は1区を走った板東は、今季の関東インカレ5000m、10000mでダブル入賞を果たすなど、実力を付けた。全日本では2区で7人抜きをしてみせるなど、追う展開も苦にしない。今回は花の2区を任されることになりそうだ。
 坪田智雄監督は坂東に続く選手として青木と佐藤の2人の名前を挙げる。佐藤に関しては前回の箱根駅伝で1年生ながら山下り6区で区間3位と予想以上の好走。今回は区間賞も狙える位置にいる。青木は前回8区区間9位だが、坪田監督は「柔軟性があるので、山上りも含めどの区間でも対応してくれる」と、5区での起用もありそうだ。
 エース区間の2区と特殊区間の5、6区が固まっているのは大きなプラス材料だろう。一方で残りの往路の主要区間をどう埋めていくか。今季、成長を遂げた選手たちの走りに注目だ。
 今回の目標は前回の順位を上回る7位。それを達成できれば、来季のさらなる飛躍につながるだろう。

画像: 頼れるエースへと成長した板東は2区か(写真/中野英聡)

頼れるエースへと成長した板東は2区か(写真/中野英聡)

画像: 坪田監督からどこの区間でも走れる評される青木は、山上り5区の可能性も(写真/中野英聡)

坪田監督からどこの区間でも走れる評される青木は、山上り5区の可能性も(写真/中野英聡)

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