箱根駅伝のチームエントリーから大学別に展望する19校目は、予選会を10位で通過し、2年ぶり2度目の出場を決めた東京国際大。まだまだ歴史の浅いチームだが、年々、着実に実力を付けている。

最後の箱根行きの切符を獲得

東京国際大エントリー選手一覧
鈴木 聖人4 29:55.49 1:01:25★
鈴木 博斗4 29:12.93 1:05:17
新田 裕貴4 30:15.41 1:01:14★
濱登 貴也4 29:16.81 1:04:28
S·スタンレイ4 28:31.12 59:14★
河野  歩3 29:57.63 1:04:54
浦馬場裕也3 30:18.02 1:01:46★
堤  完一3 30:28.08 1:01:08★
山田 大地3 30:05.87 1:07:06
伊藤 達彦2 28:46.74 1:00:14★
佐藤 雄志2 29:39.84 1:03:19★
菅原 直哉2 30:24.24 1:06:10
真船 恭輔2 29:27.62 1:01:05★
相沢 悠斗2 29:54.23 1:01:21★
渡邊 和也1 27:47.79 1:01:30★
佐伯  涼1 29:39.07 ――
    平均 29:36.31 1:05:35
(タイムは箱根駅伝チームエントリーの際に記載された10000m、ハーフマラソンの自己ベスト、★印が付いているものは5000m、20㎞のもの。平均は★の記録を除く)
 前々回大会で初出場を果たした東京国際大。その時は2区のシテキ・スタンレイで上位に進出する予定だったが、区間13位と思ったような展開にはならなかった。しかし、山上り5区で濱登貴也が区間7位と意地を見せるなど、初の箱根路はほろ苦くも確かな手応えを得た。連続出場を狙った前回は予選会でタイタス・モグスが途中棄権というアクシデントで、総合15位に終わってしまった。
 今回の予選会は最初の5kmは総合で14位だったが、レースが進むにつれ順位を上げていくと、最後は明大や日大といった伝統校をかわして総合10位に滑り込み、箱根への切符を勝ち取った。
 2人の留学生のどちらが箱根を走るのか注目されたが、前回経験者のスタンレイがエントリーされ、モグスはメンバー外となった。

経験を生かせ!

 目標はシード権獲得ということになる。そのためにはスタンレイと濱登という武器をどう生かすかが、鍵となるだろう。
 よほどのことがない限り、5区は濱登で間違いない。濱登にどの位置でタスキを渡せるかだ。前々回の経験から2区はスタンレイが有力だが、予選会でチーム2番手となった伊藤達彦も2区を希望。大志田秀次監督は「留学生頼みではなく、日本人を育てるという意味では可能性もある」と示唆している。もし、伊藤が2区となったときにスタンレイがどの区間で起用されるのかということになるが、もし1区となれば、大会全体の流れさえも変えてしまう可能性もあるだろう。
 また、注目選手がもう一人。11年日本選手権5000m覇者でテグ世界選手権代表の渡邊和也が日清食品グループから入学した。予選会では故障明けに近い状態ながら集団走を引っ張り、チーム9番手だった。ここから状態が上がってくればもっと大きな戦力となる。もちろん、その走りも期待されるが、代表選手の経験がチームにいい影響を与えるのは間違いないだろう。

画像: 濱登の山上りは経験の少ないチームにとって大きな武器となるだろう(写真/小山真司)

濱登の山上りは経験の少ないチームにとって大きな武器となるだろう(写真/小山真司)

画像: 前々回は2区で起用されたスタンレイ。今回はどの区間で起用されるか(写真/小山真司)

前々回は2区で起用されたスタンレイ。今回はどの区間で起用されるか(写真/小山真司)

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