3回戦@フクアリ 長崎総科大附1-0青森山田 得点者:(長)安藤

苦い思い出を成長の糧に

ハイライトは65分。青森山田の三國ケネディエブスが放ったヘディングシュートは枠を捉えるも、長崎総科大附のGK湊大昂が右手一本でパンチング。超高校級の攻防に、この日一番の歓声が上がった。

敗れた青森山田の選手たちにとっては、“あれが決まっていたら”と、一生忘れられないであろうスーパーセーブ。だが、当の本人は試合直後、「どうなったか覚えていない」と告白。極限の集中状態の中、積み重ねてきた練習の成果が表れた。

身長175センチと、GKとしては小柄な部類に入るが、シュートストップには自信を持つ。「FWのみんなのシュートがうまいので、お互いに磨きをかけてこられた」。U-19日本代表の安藤瑞季ら、シュート力に長ける攻撃陣と切磋琢磨し、力をつけてきた。そして全国の大舞台で、前回王者の青森山田を相手にその実力を発揮し、ベスト8進出の立役者となった。

5日の準々決勝で対戦する流経大柏とは、奇しくも夏のインターハイでも同じ準々決勝で対戦している。結果は1-2の敗戦。ポジショニングのミスを突かれ、試合終盤にロングシュートを決められたことは苦い思い出だが、「過ぎてしまったことは仕方がない。あのミスをプラスに変えようと、あらためて努力することができた」と振り返る。

インターハイでの敗戦から5カ月。雪辱に燃える守護神は、「試合に出る人だけじゃなく、ベンチの人、応援してくれる人、みんなで一致団結して頑張りたい」と、言葉に力を込めた。

みなと・ひろたか/1999年5月4日生まれ、サガン鳥栖・U-15出身。小学4年生からGKを始める。武器はシュートへの鋭い反応と、ロングキックの精度。175cm、68kg

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