アメリカンフットボールのU18日本高校選抜が、1月17日、米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで「インターナショナルボウルIX」2日目のゲームとして、U17米国選抜「Stripes」と対戦し、21-6で快勝した。

スペシャルチームの攻防で、日本が米国を制した。

 日本は第2クオーターに米国のパントで、パンターにプレッシャーをかけてパスに追い込むと、LB大沢海生(大産大付)がインターセプトリターンTDで先制した。さらに前半残り3分でQB平尾渉太(啓明)からWR大谷空渡(駒場学園)に13ヤードのTDパスが決まって、14-0で後半へ折り返した。

米国は第3クオーターに、DLゴッドボルトがパントブロックからリターンTDを決めて(2ポイントコンバージョンは失敗)、追い上げた。しかし、日本は、第3クオーター10分、米国が自陣ゴール内からのパント処理を誤ったのに付け込んで、相手ゴール前1ヤードからのオフェンスとした。このチャンスに、RB平浩希(立命館宇治)が飛び込んでTD、21-6とした。日本は、米国のオフェンスに最後まで得点を許さずに逃げ切った。※1

ゲームMVPにはQB平尾が選ばれた。

日本のチームが米国代表もしくはそれに準ずるチームに、米国内で勝つのは、すべての年代を通じて初めて。※2   米国のアマチュア競技統括団体USA Footballは、「Stripes」を、もう一つの選抜チーム「Stars」と並んで、U17米国代表の下に位置づけている。今回の2チームは全米28州の97の高校から選手が選ばれた。

日本高校選抜は、日本アメリカンフットボール協会が国際競技力の向上を目指し、全国から選抜した高校生選手40人を派遣したもの。高校指導者からコーチ4人、通訳を兼ねたコーチ2人、チームドクター1人、アスレチックトレーナー1人が同行した。1月12日に渡米した。現地で、13日から16日まで5回にわたって米国人コーチの指導による練習を経て、17日にU17米国選抜「Stripes」と対戦した。

■インターナショナルボウルとは

インターナショナルボウルは、米国の競技統括団体「USA football」と各国の競技団体の協力による総合的な選手育成強化プログラムだ。
2018年はカナダ、日本、メキシコ、北欧各国・各地域から計8の競技団体が参加し、米国の高校生に相当する世代の選手たちが集まった。年齢・実力別に14の代表・選抜チームを組織した米国と3日間にわたって計12試合を、NFLダラスカウボーイズの本拠地・テキサスAT&Tスタジアムで戦う。
勝敗によって各国の順位や強弱を決める大会ではなく、米国の指導者の下で複数回の練習やミーティングを重ね、スクリーメージ、試合までを行う。各国のユース世代の競技力向上に役立っている。
日本は2016年から選抜チームとして参加し、2017年は米国のU17代表チームと戦い、7-44で敗れている。【アメリカンフットボール・マガジン編集部】

※1、試合内容については、USA Footballのレポートに基づいておりましたが、試合の映像を改めて確認し、選手名の誤りを直しました。
※2、2008年3月にU19の国際試合「グローバルチャレンジボウル」川崎大会で、日本が米国選抜に24-14で勝利していました。翌2009年3月にも、同じ大会で日本が米国選抜に38-21で勝利しています。

画像1: U.S. National Team on Twitter twitter.com

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