☆参加ディーラー(敬称略)☆
 
佐伯 篤(SAトレーディング)
五十嵐直樹(ミント横浜店)
田村亮一(ミント神田店)

2017年1月限りで休刊した「スポーツカード・マガジン」で、新年の人気企画として定着していたディーラーズ座談会が、BBMのホームページに公開の場所を変えて、再び開催されることになりました。長らく司会を務めていただいた廣重嘉之JSCA会長は、休刊とともにこの座談会からも“勇退”するということで、今回からミント横浜店の五十嵐直樹店長が初参加。おなじみの佐伯篤氏、田村亮一氏と熱いトークバトルを繰り広げました。

果たして、2017年のスポーツカード大賞に輝くのは、どのカードなのか?

紙幅の制約がないウェブ上ということで、ほぼノーカット版で連載形式にしてお届けするので、お楽しみください!

本日は記念すべき第1回!

画像: 新春恒例の座談会がBBM WEBでまさかの復活!
2017年のスポーツカード界をぶった切ります!

カップルで来るお客さんが増えたと思います(五十嵐)

佐伯 またこの季節がやってまいりました。「スポーツカード・マガジン」は休刊しましたが、BBMのホームページ上で公開するということで、2017年度もスポーツカード大賞を決定するディーラーズ座談会が開催できることになりました。昨年まで司会を務めていた廣重嘉之会長が“勇退”されたこともあり、今回は最年長になった私が、年の功で進行を務めさせていただきます(笑)。

田村 カードの知識に加えて、説得力のあるトーク。適任でしょう(笑)。

五十嵐 私は初めて参加させていただきますが、よろしくお願いします。

佐伯 皆さん、2017年のカード界はどうでしたか?

田村 2017年はシーズンが始まる前から大谷翔平のラストイヤーということを薄々みんなが分かっていて、結局、1年を通してそのムードが最後までありましたよね。もう一つ、ここ数年はルーキーが期待できる年が続いていて、2017年もそうでした。「ルーキーエディション」から始まり、「1stバージョン」、そして11月の「FUSION」に至るまで、大谷とルーキーがメインになったと思います。

五十嵐 オリンピックやワールドカップなどのスポーツの大きなイベントがなかった割には、盛り上がりましたよね。野球もDeNAが日本シリーズに出場したこともあり、横浜の街全体が非常に盛り上がっていました。かつてのベイスターズなら横浜スタジアムでも割と空席はあったんですけど、それがチケットも簡単には取れないくらいの人気でしたから。ファン感謝デーも抽選で参加者が選ばれたくらいですし、ファンの皆さんの“横浜熱”をすごく感じましたね。

佐伯 私も神宮球場に何十回と行きましたけど、お客さんの数がこれまでより明らかに多かったですよ。

五十嵐 女性ファンが明らかに増えていますよね。カープ女子は数年前から言われていましたけど、それが他球団にも広がっている印象です。

田村 球場の雰囲気が様変わりしましたよね。私は逆に近寄りたくないくらい(笑)。

佐伯 そういう新しいファンは、カードショップにも来ているんですか?

五十嵐 私が任されている横浜店はビブレの中にあるんですが、ベイスターズファン同士のカップルで来るお客さんが増えたと思います。ナイターなら試合前、デーゲームなら試合後に、応援のユニフォームを着たまま来店する方が多かったです。

佐伯 カードを買う目的があって来ている感じでしたか?

五十嵐 「1stバージョン」やDeNAのチーム別カードをパック買いしていきますよ。特に若い選手のファンが目立ちました。みなさん熱心に応援されていましたね。

佐伯 若い野球ファンの増加は、カード業界にもプラスになっているということですね。

田村 潜在的な需要はまだまだあると思うので、これからはいかに球場でカードを露出していくかでしょうね。佐伯さんは、どんな1年でしたか?

佐伯 ひたすら大谷の1年でしたね。2016年の座談会でも“大谷くじ”の話になりましたが、引き続いての流れでした。

五十嵐 故障があったにもかかわらず、すごい人気でしたね。

佐伯 メジャー挑戦が決定的になってからは、大谷が入団した2013年のカードであれば何でもいいという感じで、シリアルもない普通のインサートでもネットオークションでは驚くような値段がついていました。ルーキーイヤーのカードは、大谷より先に、かなりの枚数が海外に出て行きましたよね。

五十嵐 カルビーのスターカードの箔サイン版でも2013年のものは、この1年で倍くらい値段が上がりましたよ。

☆ベストアイテム☆
[パック部門]

ベーシックシリーズの復権ですね(田村)

佐伯 そんな流れも踏まえて、まずベストアイテムのパック部門から行きましょうか。

五十嵐 私は4月に出たBBMの「1stバージョン」ですね。初めて封入されたレギュラー写真違いのシークレット版が、とてもよかったと思います。どちらがシークレットなのか分かりにくいものもありましたが、熱心に探している方が多かったです。横浜店では、筒香嘉智のシークレット版はあっという間に売り切れてしまいました。

田村 確か筒香は、打った後の走っている写真ですよね。

佐伯 何となくテーマは決まっていましたよね。普通の投げている、打っているプレー写真のほうが通常版で、ちょっとアップめとか走塁や守備の写真がシークレット版という。

田村 「2ndバージョン」の鈴木誠也のシークレット版は、バケツを持っている写真ですぐに分かりましたけど(笑)。

佐伯 その田村店長のベストアイテムは?

田村 私も「1stバージョン」なんですよ。

佐伯 「1stバージョン」がこの部門で出てくるのは久しぶりですよね。

田村 ルーキー人気で「ルーキーエディション」の動きがよくて、「1stバージョン」も例年になく待たれていた感がありました。実際に開封してみても、レギュラーが写真を全面に使ったシンプルなデザインで、ベースボールカードとしての出来がよかったんですよね。そのシークレット版があり、ハイエンドなインサートがあり、何と言ってもクロスサインに大谷があり、バランスが取れていたと思います。発売後の動きも、ここ数年の中で一番よかったですよね。

五十嵐 まさに、先ほども話したようなカップルで来たファンが、一番買いやすいアイテムでした。

田村 あと、メモラビリアも大谷と誠也のジャージーで、そのコンボ版もあったんですよね。2017年で一番期待され、需要もある2人の組み合わせでした。

佐伯 私はむしろ、「2ndバージョン」の方を推したいと思っているんです。「1stバージョン」もそうなんですけど、“盛りだくさんでベーシック”というテーマが「2ndバージョン」の方が出ていたと思うんですよ。始球式カードがあり、シークレット版も入っていて、途中入団選手も網羅されているというね。

田村 始球式カードは今までもジワジワ来ていましたけど、BBMのツイッター効果もあって、一気にブレークした感じですよね。それこそ、ふだん野球カードを買っていない人が、それ目的で来店するというケースがかなり多かったです。「1stバージョン」「2ndバージョン」から「FUSION」を“3rdバージョン”と考えて、このシリーズが軸になった1年だったと思いますね。この中で、大谷のサインが入ったのは?

五十嵐 「2ndバージョン」と「FUSION」には入っていなくて、「GENESIS」に打者版のクロスサインが入っていましたよね。あとジャンルは違いますけど、「INFINITY」にも封入されました。

田村 「2ndバージョン」も例年なら「1stバージョン」よりも消化スピードは少し落ちるんですけど、確かに2017年はよかった。

五十嵐 うちの店でも「2ndバージョン」は完売しましたよ。例年、9月半ばに「GENESIS」が発売されると、「2ndバージョン」は止まる傾向にあったんですけど、2017年は関係なくずっと売れ続けました。

佐伯 やっぱり始球式カードの直筆サイン版は、絶大な人気がありましたよ。普通のパラレル版にシリアルが入るようになったのもよかったと思います。

田村 「2ndバージョン」の始球式で人気が高かったのは、稲村亜美さん、武田玲奈さんと来て、あとは誰でしたっけ?

佐伯 たこやきレインボー(清井咲希さん)と石橋杏奈さんあたりですかね。

五十嵐 結局、女性タレントですね(笑)。稲村さんがまだ始球式をやっていないのは広島と巨人だけだそうなので、この2球団をやって12球団を制覇したら、ぜひ記念のカードを出してほしいです。

佐伯 サインカードも12種類欲しいねえ!

田村 結局、2017年は大谷と始球式の年だったということですか? カープはどこへ行った?(笑)

五十嵐 優勝したのに(笑)。

佐伯 パック部門は「1stバージョン」、「2ndバージョン」、「FUSION」がそれぞれ1位、2位、3位でいいでしょうか。それとも、3つで同時受賞にします?

田村 ベーシックシリーズの復権ですね。

五十嵐 「FUSION」は完全にBBMベースボールカードの第3弾ですよね。「ヒストリックコレクション」から「FUSION」になって2年ですが、カードファンの間でも定着しました。4月の「1stバージョン」、8月の「2ndバージョン」、11月の「FUSION」というスパンもちょうどいいと思います。

佐伯 それでは、ちょっと異例かもしれないですが、3作同時受賞にしましょうか。

画像: ☆ベストアイテム☆ [パック部門] ベーシックシリーズの復権ですね(田村)

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