2017年1月限りで休刊した「スポーツカード・マガジン」で、新年の人気企画として定着していたディーラーズ座談会が、BBMのホームページに公開の場所を変えて、再び開催されることになりました。長らく司会を務めていただいた廣重嘉之JSCA会長は、休刊とともにこの座談会からも“勇退”するということで、今回からミント横浜店の五十嵐直樹店長が初参加。おなじみの佐伯篤氏、田村亮一氏と熱いトークバトルを繰り広げました。

果たして、2017年のスポーツカード大賞に輝くのは、どのカードなのか?

紙幅の制約がないウェブ上ということで、ほぼノーカット版で連載形式にしてお届けするので、お楽しみください!

もう第4回!? 毎回盛り上がる女子カード部門もあります!

☆参加ディーラー(敬称略)☆
 
佐伯 篤(SAトレーディング)
五十嵐直樹(ミント横浜店)
田村亮一(ミント神田店)

画像: 新春恒例の座談会がBBM WEBでまさかの復活!
2017年のスポーツカード界をぶった切ります! その4

☆ベスト女子カード☆
とにかく、ものすごいインパクトでした(佐伯)

佐伯 次は女子カード部門です。

田村 廣重さんも、ここだけは参加したかったんじゃないですか(笑)。

五十嵐 これはもう「FUSION」の始球式カードに入っていた百田夏菜子さんですね。

田村 やっぱり断トツで彼女になりますよね。普通のレギュラーカードが2000円で売れていましたから。

五十嵐 「FUSION」が出たばかりのころは、まだ始球式カードのことを知らないももクロファンもいたんですけど、12月に入ってから気が付いた方が結構お店に電話をしてくるわけですよ。そういうお客さんは、商品名で問い合わせをしてくるのでなくて、「百田のカードありますか?」という聞き方をしてくるんですよね。こちらも始球式カードのことだと、すぐに分かるんですけど(笑)。

田村 50枚限定、100枚限定のパラレル版もビックリするような値段がついていました。ミント浦和店がネットオークションに出品した100シリは、シリアルナンバーが100だったこともあり、「百田の百」ということで、なんと2万円を超えていましたよ。こんな現象は、近年ちょっと記憶にないです。

佐伯 これはもう、私もまったく異議なしです。とにかく、ものすごいインパクトでした。よくカード化が実現できたと思いますよ。直筆サインがなかったのが残念でしたが。

五十嵐 サインがあれば、たぶん大谷を超える人気でしたよ(笑)。

田村 それはスポーツカード大賞クラスですね(笑)。これまでの始球式カードはちょっとお色気のあるものが人気だったんですけど、百田さんはきちんとしたユニフォーム姿でまったく露出がなかったのに、あの反響だったというのがすごいです。ももクロファンの層がいかに厚いかということですよね。

五十嵐 「FUSION」はよく売れましたけど、その要因の一つですよね。

田村 その他の候補としては、「INFINITY」に入った松友美佐紀、岡崎朋美、野口みずきですかね。

画像: ☆ベスト女子カード☆ とにかく、ものすごいインパクトでした(佐伯)

☆ベストデザイン☆
トータルでのデザインがよかったと思います(田村)

佐伯 続いて、デザイン部門。

田村 2017年はいいデザインが多かったですよね。特にエポック社の高級版は全体的に頑張っていたと思います。今回、参考画像を持ってきましたけど、例えば、広島の「STARS & LEGENDS」に入っていた、この前田智徳の直筆サインカードなんて最高ですよ。前田のサイン自体はそれほど珍しくありませんが、この写真は、ちょうど前田が活躍していたころで、まだストライプになる前のユニフォーム。ファンが一番好きだった時代で、この写真、このデザイン。中日の「STARS & LEGENDS」に入っていた京田のルーキーオートもいいですよねえ、このデザイン。阪急ブレーブス「GREATS」の福本豊さんのボールサインにしても被写体が大きくて、きちんと縫い目も入って、裏面もいい感じでした。とにかく、エポック社は総じてデザイン面はよかったと思います。

佐伯 確かに、ここ数年のエポック社のデザインはいいですよね。

田村 それに触発されたのかどうかは分からないですけど、BBMもソフトバンクのチーム別がパッケージから、レギュラー、インサート、直筆サイン、レア直筆サインを含めて、トータルとして非常に出来がよかったと思います。特にレギュラーのセンスがよかった。ポスターのようなカードでしたよね。単品で言えばエポックにいくらでもいいデザインはあるんですけど、トータルの出来としては、ソフトバンクが一番よかったと思います。ボックスから中身のカードまで、すべてコンセプトが統一されていました。

五十嵐 私は「FUSION」に封入されていたサファテの直筆サインカードですね。サファテの決めポーズである指を差した写真がうまくデザインにハマっていたと思います。

田村 2017年のサファテはMVPと正力賞ももらって、大活躍でしたからね。でも、それはどちらかと言うと、写真部門の方がいいんじゃないですかね。

佐伯 確かに、特にその1枚と言うのであれば、写真部門の方がいいかもしれないですね。

五十嵐 なるほど。ちなみに、これは余談になりますけど、私は2016年まで立川店の店長をしていて、お店にサファテがよく来ていたんですよ(笑)。

田村 それは初めて聞きました(笑)。

五十嵐 通訳と一緒に来ていて、自分のカードではなくて、なぜか中継ぎの森唯斗のカードを買って帰っていきました(笑)。西武戦の時は宿泊しているホテルが店の近くだったんですよね。日本ハムも同じ宿舎で、大谷もうちの店に来たことはないんですが、同じビルにあるスポーツジムにはトレーニングをしに来たことがあるみたいです(笑)。

佐伯 私のベストデザインは、エポック社から出た「西武初V35周年カード」に入っていたブックレット形式のコンボ直筆サインカードです。

五十嵐 ありましたね! 工藤公康と秋山幸二とか。表が水色のデザインでした。

佐伯 このシリーズはボックスから水色がベースで、ボールサインにしても、とても往年の西武らしいカラーだったんです。

五十嵐 ボールサインは確かによかったですね。選手の背景に緑のグラデーションも入っていて。

田村 BBMのソフトバンクじゃないですけど、この商品もトータルでのデザインがよかったと思います。

佐伯 昔のライオンズブルーが好きだというファンは結構多くて、そのイメージを漂わせていたのがよかった。

田村 エポック社は全体的にいいデザインが多かったですから、それを代表して「西武初V35周年カード」が1位で次点がBBMのソフトバンクにしましょうか。佐伯さんが言われたブックレットも、シームレスのデザインがとてもよかったです。

画像: ☆ベストデザイン☆ トータルでのデザインがよかったと思います(田村)

☆ベストフォト☆
昔のばかでかいコードレス電話ですから(佐伯)

佐伯 次はフォト部門です。

五十嵐 私は「ファイターズエンタメセット」の生写真にしました。

田村 そのままじゃないですか!(笑)。

五十嵐 その中でも、高野梓さんと鈴木栞さんの2ショット生写真があるんですが、それが一番です! この生写真が欲しくて、熱心に買っていたお客さんがいましたよ(笑)。

田村 ずいぶんニッチな話ですね(笑)。

佐伯 マニアックだな(笑)。

五十嵐 方向性が違いました?(笑)

田村 この賞の趣旨としては、印象的な写真の使い方をしているカードを選んでいましたよね(笑)。基本的にBBMの写真はプロのカメラマンが撮影しているからいい写真が多くて当たり前なんですけど、印象的ということになると結構少ないんです。その中でも、先ほど五十嵐さんが話された「FUSION」のサファテの決めポーズは、確かに2017年を象徴する1枚だと思います。

佐伯 私は先に話題に上がった謎の魚か、「ルーキーエディション」に入っていたパンチ佐藤の電話をしている写真(笑)。

五十嵐 ありましたねえ(笑)。ドラフト直後に、上田利治監督から電話をもらっている瞬間の写真ですよね。

佐伯 その他にも小笠原道大がキャッチャーをしている時代だったり、池田高の水野雄仁が学生服を着ていたり、あのシリーズは懐かしい写真が多くて、すごく面白かったですよ。

田村 直筆サインカードも同じ写真ですからね(笑)。電話のシーンは珍しいですし、時代も感じられるから、パンチ佐藤にしましょうか。さすが佐伯さん(笑)。

佐伯 しかも、昔のばかでかいコードレス電話ですから、これは貴重ですよ(笑)。

五十嵐 あのカードは写真を見た瞬間に、その時の情景が一気に思い出せますよね(笑)。

画像: ☆ベストフォト☆ 昔のばかでかいコードレス電話ですから(佐伯)

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