初場所8日目、日本相撲協会は今場所の新序出世力士14人(再出世5人)を発表しました。3日目から始まった前相撲で3連勝を飾り、一番に出世を決めたのは大嶽部屋の納谷幸之介(埼玉栄高3年、18歳)でした。納谷の父は元関脇貴闘力で、母の父は「昭和の大横綱」大鵬(享年72)です。昨年の国体少年の部で優勝するなど、高校相撲で力をつけてからの入門となりました。

 土俵上で行われた出世披露では、祖父の大鵬が横綱昇進前に使用していた化粧廻しを締めて登場。スズランの絵柄に金色で「大鵬」の四股名が刺繍されているものです。大鵬の故郷である北海道で長年大切に保管されていたものを、今回のために特別に貸し出してもらいました。

 館内のオールドファンから、「大鵬!」「頼むぞ!」と大きな歓声を浴びた納谷は、「早く自分の化粧廻しを締められるように頑張りたいです」と声を弾ませました。

 新序出世力士は春場所の番付から序ノ口に名前が載ります。関取までの道のりは険しいですが、一歩ずつ、一段ずつ確実に上がっていってほしいと思います。

文=山口亜土

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