close

2020-11-28

【アメフト】残り3秒で逆転。関西学院大が毎日甲子園ボウルへ

試合残り3秒から関学K永田祥太郎が21ヤードサヨナラFGを決める 写真:佐藤誠

全ての画像を見る
2020年関西学生アメリカンフットボール Div.1トーナメント決勝
於:吹田市万博記念競技場 天候:曇 観衆:5,000人
関西学院大学ファイターズ 16-14 立命館大学パンサーズ

 関西学院大キック、立命館大レシーブで試合開始。立命館大は最初のドライブをゴール前まで持ち込んだが、関西学院大のディフェンスバック(DB)北川のインターセプトで無得点に終わる。

 しかし、立命館大は、次の関西学院大の攻撃をパントに追い込むと、続く攻撃を最後は主将のランニングバック(RB)立川の8ヤードタッチダウン(TD)ランで先制する。

 両チーム2回パントを蹴りあった後の第2クォーター(2Q)開始早々、関西学院大はクォーターバック(QB)奥野からワイドレシーバー(WR)鈴木海への17ヤードがヒットし、同点で前半を終える。

 後半は関西学院大の攻撃から、第1プレーで投じられたパスを立命館大DB永田がインターセプトし、ゴール前までリターン。 立命館大はつかんだ好機に、QB野沢がWR木村へ10ヤードTDパスを通して勝ち越した。

 立命館大はRB立川のランを中心に時間を進め、リードを守りにかかる。時間を消費しながらランプレーだけでゴール前まで迫ったが、関西学院大はDB竹原のインターセプトなどで追加点を許さない。

 関西学院大は2つのフィールドゴール(FG)を成功させて1点差まで詰め寄ると、試合残り1分36秒、自陣32ヤードから攻撃をスタート。 QB奥野からWR鈴木海への連続パスで得点圏まで前進し、残り3秒からキッカー永田が、21ヤードのサヨナラFGを成功させて、熱戦に終止符が打たれた。


試合残り1分36秒・自陣32ヤードからの攻撃を指揮する関学大QB奥野耕世 撮影=佐藤誠


立命館最初の攻撃は関学DB北川太陽のエンドゾー内でのインターセプトで無得点 撮影:佐藤誠


1Q残り1分53秒 立命館大の主将RB立川が8ヤード先制TDラン 撮影=佐藤誠


後半の関西学院大の第1プレーを立命館大のDB永田がインターセプトし、25ヤードリターン 撮影=佐藤誠


4Q、立命館大の攻撃権を奪い取る関西学院大DB竹原虎ノ助のインターセプト 撮影=佐藤誠

文・撮影=佐藤誠

佐藤誠

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事