週刊プロレスを創刊号から読むことができる週刊プロレスmobileプレミアムの1月は12月に続いて「週プロ事件簿」特集。本日(1月14日)には、女子プロレス界で人気絶頂の風香が本誌のインタビューで突然、翌春の引退を告白したNo1496(2009年11月4日号)が 配信される。女子プロレス界トップアイドル人気絶頂の風香が引退を発表
前年の2008年から目覚ましい活躍を見せた風香。すでに女子プロレス界のトップアイドルとして不動の地位を確立していたが、本誌のインタビューで突然「来春、引退しようと思ってます」と告白した。
インタビューの中では異色の女子プロレスラーとしてファンの支持を獲得しながらも、いつまでも付きまとう苦悩についても赤裸々に語っていた。「最初は2年間っていう契約でやらせてもらってて、でも、プロレスが好きになったので続けてきたんですけど。5年間やってきて、どこまで自分は続けていくのかなって考えた時に、なんとなく続けていくより、タイムリミットを決めた方が最後まで全力でできるなと思ったのがきっかけです」
「もともとは最高のマイナス思考なんです。何をやるにも人生の最悪を考えるから、実際に起こることは自分の思ってることより悪くならないんですよ(笑)」
「一個一個に傷ついていたらやっていけないと思ったので。心の強さなのか弱さなのかわからないんですけど、何か言われても心に入れないことを身につけて。それからあんまり動じなくなりました」
風香は自身を客観視し、その価値や成すべきことを現実的にとらえ、周囲に惑わされずに突き進んでトップアイドルの地位を築いた。その中にあった強さと弱さが見え隠れした告白。刹那的な表紙が女子プロレスラーの儚さを物語っていた。
★1月14日(木)正午配信
No.1496(2009年11月4日号)
【主な掲載コンテンツ】
●杉浦貴が大爆発…NOH09年10・15後楽園
●若き日のオカダ・カズチカが旅日記…新日本魚沼ツアー
★週プロmobileプレミアムにて正午配信
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