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2021-02-09

【プロレス】現GHCヘビー級王者の潮崎豪は11年前のNOAH武道館でまさかの反則負け

福田明彦レフェリーに暴行を加える潮崎豪

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2月12日にNOAHは2010年12月以来10年2カ月ぶりとなる武道館大会を開催する。そのメインを務めるのがGHCヘビー級王者の潮崎豪。武藤敬司を挑戦者に迎えて同王座7度目となる防衛戦をおこなう。

 そんな潮崎が“前回”のNOAH武道館大会でどんな試合をしていたのか。記録をひも解いてみると、小川良成と組んで、モハメドヨネ&平柳玄藩とタッグマッチで対戦。8分16秒、ヨネに反則負けを喫している。
 
 真っすぐなファイトに定評のある潮崎がなぜ…。2010年12月の武道館前、潮崎はヨネ率いるユニット「DIS OBEY」に勧誘されていた。しかし、10月にその誘いを断って、決別の豪腕ラリアットを叩き込んでいたのである。

 ヨネらDIS OBEYとしては面白くない。その報復として、武道館という大舞台で恥をかかせようと、ヨネが潮崎を羽交い絞めにすると、平柳がハサミで潮崎の髪をバッサリと切り落とす。

 無惨に切り落とされた自身の髪を見た潮崎は、大魔神のごとく怒りをあらわにして、平柳に豪腕ラリアットを一閃。さらにヨネに突進して、グーパンチ連打で制裁を加えると、制止しようとする福田明彦レフェリーを突き飛ばし、味方の小川にも逆水平チョップを叩き込む。

 こうして潮崎はレフェリー暴行で反則負け。スタコラサッサと花道を逃げ帰っていくヨネと平柳を般若のような形相で追いかけていった。
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