毎週水曜発売（一部地域はことなります）の週刊プロレスの内容、見どころを発売一日前の火曜に紹介します。
今週号の表紙はDDT川崎大会で秋山準を下して5度目のKO-D無差別王座戴冠を果たした竹下幸之助。DDT夏のビッグマッチは佐々木が上野からユニバーサル王座奪取、大仁田厚、葛西純などの参戦もあり華やかな大会に。巻頭カラーで詳報します。
約半年間の負傷欠場を経て復帰が決まった高橋ヒロムにインタビュー。メットライフドームで決まっているIWGPジュニア王者のロビー・イーグルスとのタイトルマッチへ向けて、ヒロムが大いに語ります。試合リポートは後楽園2大会を追跡。金丸＆デスペラード優勝で幕を閉じた「スーパージュニアタッグリーグ」を詳報します。
企画ものとしては主要7団体のファンクラブを紹介した「FCってこんなに楽しい!」。それぞれの団体ごとに趣向を凝らして運営してるプロレス団体のファンクラブにはどんな特徴、特典があるのか!? 必読です。
女子の企画ものも充実。東京女子「プリンセスカップ」初優勝の伊藤麻希インタビュー。スターダムでは「5★STAR GP」中盤から参戦するひめか、彩羽匠の意気込み。アイスリボンは藤本つかさと鈴季すずが国民的ヒーローにパワーをもらいにある場所へ行っています。
そのほか全日本・保土ヶ谷、ドラゲー京都、大日本・横浜、マーベラス後楽園、OZ後楽園、シードリング後楽園、wave後楽園、ハードヒット川崎、2AW千葉など掲載。水曜日発売（一部地域は発売日は異なります）。
DDT8・21川崎～KO-D無差別級◎竹下幸之介vs秋山準「空より遠くへ」
少し大袈裟に言うならば「いまは１９９０年代か？」と錯覚するようなタイトルマッチだった。旧川崎球場という会場もさることながら、それぐらい秋山準は、古くから見てきたファンも納得する“あの頃の秋山”だった。ゆえに、断言できる。これは竹下幸之介のキャリアで、最大の価値ある勝利になったとーー。
竹下との過去２戦は、秋山のねちっこい攻めが緻密に展開され、初戦はフロント・ネックロックでギブアップ勝ち、D王GP決勝は変型アームロックでレフェリーストップ決着。２人がKO-D無差別を懸け対決するのは初だが、今回はまったく違う色合い…そのカラーを言語化するなら、グラウンドの攻防が減少した“スケールの大きな試合”となる。挑戦者の若さにすら対抗する、リングをガンガン動き回る51歳の姿は驚愕。押し倒されたものの、互いに対角線を走りジャンピング・ニーバットで相打ちした躍動感たるや、会見で秋山が語った「正直40歳ちょっとの時よりいまのほうが調子がいい」を見事に証明していた。（奈良）
詳細は8月25日（水）発売の週プロ誌面にて。週プロmobile内「週プロ早版」ではその他の掲載コンテンツも紹介しています。
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週刊プロレス 9月 8日号（WEEKLY PRO-WRESTLING No.2138）
