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2021-09-14

【アメフト】オール三菱が第3節、第4節も出場辞退し不戦敗に 最上位X1スーパー

オール三菱が最後に戦った公式戦は2019年11月17日のノジマ相模原戦となる=撮影:小座野容斉

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アメリカンフットボールのXリーグは9月13日、最上位「X1 スーパー」に所属するオール三菱ライオンズが今秋のリーグ戦の第3節と第4節の出場を辞退すると発表した。10月2日の富士通フロンティアーズ戦(富士通スタジアム川崎)と同17日のパナソニック インパルス戦(エキスポフラッシュフィールド)は中止となり、オール三菱の不戦敗となる。オール三菱は第1節、第2節も出場を辞退し、不戦敗となっていた。

 スポンサー企業の意向によるもので、オール三菱は、緊急事態宣言中のチーム全体練習とコロナ禍での遠征試合を自粛しているという。今回、政府による緊急事態宣言が9月12日から9月30日まで延長となったことで、リーグに申し入れがあった。

 オール三菱は、三菱UFJ銀行、東京海上日動火災保険、三菱電機がスポンサーで、形式としてはクラブチームだが、準企業チームといってもいい。基本的に、選手は3社のいずれかで働いている。企業側のレギュレーションが波及するのはやむを得ない。

  Xリーグでは、2021年の秋シーズンに新型コロナウイルスを理由として試合出場を辞退した場合、当該試合を不戦敗として成績に換算する限定措置を設けている。 秋季リーグ戦全体を辞退する場合を除き、個別の試合出場辞退による「X1 エリア」への降格は生じない。

Xリーグ有数の元気よく明るい応援を見せるオール三菱チアリーダーだが、約2年試合でパフォーマンスできていない=撮影:小座野容斉
Xリーグでも指折りの元気よく明るい応援を見せるオール三菱チアリーダーだが、約2年試合でパフォーマンスできていない=撮影:小座野容斉

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