close

2021-09-25

新日本プロレス「G1」大会5日目のカード紹介とシングル戦績【週刊プロレス】

石井のことを「TOMO」と呼んで挑発しているKENTA

全ての画像を見る
新日本プロレス年間最大シリーズで、最強戦士決定リーグ戦として今年で31回目を数える『G1 CLIMAX』第5戦が、26日に神戸ワールド記念ホールにて開催される。

 Aブロック3戦目となる26日の公式戦カードと、過去のシングル戦績は次の通り。

◎飯伏幸太vsザック・セイバーJr=飯伏の5勝2敗。G1では飯伏が3勝。

◎石井智宏vsKENTA=KENTAの2勝。G1では対戦なし。

◎矢野通vsタンガ・ロア=初シングル。石井のことを「TOMO」と呼んで挑発しているKENTA

◎グレート-O-カーンvs高橋裕二郎=初シングル。

 メインは飯伏vsザックの一戦。G1では過去、飯伏がすべて勝利しているものの、今G1でザックは初戦で内藤哲也、そして2戦目で現IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟を下すなど絶好調。昨年まで「G1」2連覇を果たしている飯伏も撃破するようなことがあれば、優勝戦進出争いで一歩抜け出す可能性がある。飯伏は内藤戦の不戦勝を含めて2勝1敗となっているものの、コンディション面での不安は拭えず、今回も難しい闘いを強いられそうだ。

 石井とKENTAは、’19年に2度、NEVER無差別級王座戦で激突。今回は約1年10カ月ぶりのシングルとなるが、KENTAは一戦を控えて「TOMO(=石井のこと)、オレがここに来たばかりの頃、散々オレのことをバカにしてくれたよ。見下してくれたよ。あれ忘れてないんだよ」と、対石井への変わらぬ感情を吐露。リーグ戦の星取り争いで見れば、石井は自力での白星はいまだなく、KENTAからのシングル初勝利とともに、挽回の契機としたいところだ。

 矢野とタンガ、オーカーンと裕二郎は、ともに初シングル対決。オーカーンは内藤からの不戦勝を含めて、6点で単独トップ。無敗をキープすることはできるか注目だ。

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事