close

2022-02-05

【アメフト】Xリーグのクラブ20チームが新人選手発掘に向け合同トライアウト

Xリーグの中で、クラブチームが20集まって、初めて開催される合同トライアウト

全ての画像を見る
アメリカンフットボールのXリーグに所属する、組織形態がクラブの20チームが新人選手発掘のために合同でトライアウトを開催することになった。3月6日午前10時半から富士通スタジアム川崎で行われる。詳細は2月第2週に発表される。このような形の合同トライアウトは日本のフットボール史上初の試みとなる。

参加チームは以下の通り。
【X1スーパー】
オービックシーガルズ
IBMビッグブルー
ノジマ相模原ライズ

エレコム神戸ファイニーズ
アサヒビールシルバースター
アサヒ飲料チャレンジャーズ

イコールワン福岡SUNS
ディアーズフットボールクラブ

【X1エリア】
ペンタオーシャンパイレーツ
アズワン・ブラックイーグルス

電通キャタピラーズ
富士フイルムミネルヴァAFC

名古屋サイクロンズ
ブルザイズ東京
三菱商事CLUB TRIAX

【X2】
BULLSフットボールクラブ
横浜ハーバーズ
ウォリアーズ

茨城セイバーズ
AFCクレーンズ

Xリーグの中で、クラブチームが20集まって、初めて開催される合同トライアウト

 一般的に、アメフトの選手トライアウトで行われる測定は、ほぼ共通。40ヤード走、垂直飛び、立ち幅跳び、ベンチプレス(100kg×回数)、20ヤードシャトル走、3コーンドリル走といった項目が実施される。

 これまでは、2月中旬から3月中の土日に、各チームがトライアウトを開催してきた。しかし、日時がバッティングするので、特に下位のチームが思うように人材を確保できなかったりするケースが多かった。参加する学生やすでに大学を卒業している社会人にとっても、3月の休日を潰して、複数のチームを受験して回るのは時間的・物理的に負担が大きかった。特に地方の大学で活動し、卒業後もプレーを続けたい選手にとって、大きなプラスとなりそうだ。

 また、すべての学生選手が、必ずしもトップチームを目指しているわけではなく、測定を済ませた後で、自分に合うチームを一つの会場で探すことができるメリットも大きい。

 今回の試みは初めてだが、いきなり20チームが参加する大きな規模となった。しっかりと運営して、チームにとっても選手にとっても「やって良かった」というイベントにしてほしい。

【小座野容斉】

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事