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2018-09-26

IBM、宿敵LIXILに3ポゼッション差の完勝  秋季リーグ戦での連敗止める Xリーグ第4節

 社会人アメリカンフットボールのXリーグは9月24日、富士通スタジアム川崎で、第4節のIBMビッグブルー 対 LIXILディアーズの一戦があり、IBMがLIXILに完勝した。IBMは3勝1敗、LIXILは1勝3敗となった。

【IBM vs LIXIL】第1クオーター2分、IBMのWR栗原が右サイドをまくって43ヤードのパントリターンTDを決める=2018年9月24日 撮影 Yosei Kozano

IBM○34-10●LIXIL

 宿敵同士の対戦は意外な大差がついた。IBMは第1クオーター(Q)2分、WR栗原嵩のパントリターンタッチダウン(TD)で先制。その後2シリーズ連続でゴールまで10ヤード以内に攻め込みながらK佐藤敏基のフィールドゴール(FG)に留まった。第2Q4分、三度ゴール前に攻め込んだIBMはDEジェームス・ブルックスをオフェンスで起用し、TDを奪った。IBMはその後、QB政本悠紀が2本のTDパスを決め一方的な展開に。前半から攻守にミスが続いたLIXILは、QB加藤翔平のパスに逆転を託したが、勝負所で精度を欠き、ギャンブル失敗やインターセプトを喫して、最後まで差を詰められなかった。
 IBMは、このカードで、鹿島ディアーズ時代から続いていた秋季リーグ戦(セカンドステージを含まず)での連敗を12で止め、初勝利を挙げた。【小座野容斉】

【IBM vs LIXIL】第2クオーター4分、IBMのDEブルックスが、QBとしてオフェンスに加わり、195センチ123キロの巨体でエンドゾーンに飛び込んでTD=2018年9月24日 撮影 Yosei Kozano

【IBM vs LIXIL】第1クオーター、IBMのRB鈴木が24ヤードを走り、ファーストダウン。鈴木はこの試合、エース高木を上回る10回72ヤードの力強い走りを見せた=2018年9月24日 撮影 Yosei Kozano

【IBM vs LIXIL】第3クオーター4分、IBMのWR近江がQB政本から14ヤードのTDパスをキャッチ、リードを30点とする=2018年9月24日 撮影 Yosei Kozano

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