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2022-09-12

【NFL】プレスコット、ワット、ジョーンズ…主軸選手に負傷者続出 波乱の第1週の結果

カウボーイズのQBプレスコットは利き腕の手を負傷し、手術の必要があるという=phpto by Getty Images

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アメフトの世界最高峰、米プロフットボール・NFLは、現地9月11日に、全米各地で第1週の14試合をおこなった。ベンガルズはスティーラーズに延長オーバータイムの末に敗れた。開幕戦でラムズがビルズに敗れており、スーパーボウル出場チームがそろってシーズン初戦で敗れる形となった。
 その他の昨年のプレーオフ進出チームでは、49ersがベアーズに敗れ、チーフスはカーディナルスに大勝。バッカニアーズがカウボーイズを抑え込み、パッカーズはバイキングスに敗れた。タイタンズはジャイアンツに競り負けた。レイダースはチャージャーズに敗れ、ペイトリオッツはドルフィンズに敗れ、イーグルスはライオンズから逃げ切った。
 カウボーイズのQBダック・プレスコット、スティーラーズのOLB、TJワット、ペイトリオッツのQBマック・ジョーンズらチームを背負う中心選手に負傷者が続出している。(写真はすべてGetty Images)

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スティーラーズ○23-20●ベンガルズ
ベンガルズはQBジョー・バロウが4インターセプト、1ファンブルロストの大乱調。それでも試合時間残りゼロ秒でバロウがTDパスを決め同点としたが、エクストラポイントを外して、延長戦に。オーバータイムでは、両チーム1回ずつフィールドゴール(FG)を外した後、スティーラーズが53ヤードFGを決めた。勝ったスティーラーズだが、OLBのワット、RBナジー・ハリスが負傷退場しているのが気がかりだ。

=phpto by Getty Images

バッカニアーズ○19-3●カウボーイズ
サンデーナイトゲームで、バッカニアーズディフェンスが底力を見せた。LBデビン・ホワイトが8タックル、2 サック、Sアントワン・ウィンフィールド Jr. が6タックル、1インターセプトの活躍。カウボーイズにTDを許さなかった。現役は今季限りと報じられるバッカニアーズQBトム・ブレイデイは、物足りない成績だったが、勝利が大切。カウボーイズQBプレスコットは、利き腕の手を負傷し、手術が必要となった。数週間は出場できないという。

=phpto by Getty Images

レイダース●19-24○チャージャーズ
チャージャーズに今季加入したOLBカリル・マックが3QBサック、1ファンブルフォースの活躍。レイダースは、移籍のダバンテアダムスは活躍したが、QBデレク・カーが3INTだった。
=phpto by Getty Images
チーフス○44-21●カーディナルス
チーフスのハイパーオフェンスが、さく裂した。QBパトリック・マホームズはパス360ヤード5TD。これで1試合5TD以上通算6度の6人目のQBとなった。残りの5人は、ドリュー・ブリーズ、トム・ブレイディ、ペイトン・マニング、ベン・ロスリスバーガー、ダン・マリーノ。
=phpto by Getty Images
パッカーズ●7-23○バイキングス
パッカーズは、前半のファーストダウンはわずか6回で、100ヤードしか進めず。0-17で折り返した。この負債を最後まで返せなかった。QBアーロン・ロジャースはTDパス無しで1インターセプト。昨年に続いてシーズン初戦を落とした。
=phpto by Getty Images
イーグルス○38-35●ライオンズ
イーグルスが逃げ切った。3年目のQBジェイレン・ハーツが、パス243ヤード、ラン90ヤード。タイタンズから移籍のAJブラウンも10レシーブ155ヤードと活躍した。ライオンズも第4Qに2TDで猛追したが及ばず。
=phpto by Getty Images

ペイトリオッツ●7-20○ドルフィンズ
トム・ブレイディのいないペイトリオッツを、得意とするドルフィンズ。QBトゥア・タゴバイロアはペイトリオッツ戦4戦全勝で、アラバマ大学時代の同級生、QBマック・ジョーンズにも快勝した。ペイトリオッツは、ジョーンズがパス4/10、89ヤードと精彩を欠いた上、負傷したのも気がかりだ。
=phpto by Getty Images
ジャイアンツ○21-20●タイタンズ
過去5シーズン連続で二桁敗戦。低迷を続けるジャイアンツが、タイタンズに見事な逆転勝ち。ブライアン・ダボールHCの初戦を飾った。前半0-13から反撃の立役者は、ラン164ヤード、レシーブ30ヤードで194ヤードを記録したRBサクオン・バークリーだった。
=phpto by Getty Images
49ers●10-19○ベアーズ
49ersのトレイ・ランス、ベアーズのジャスティン・フィールズ。2021年のドラフト1巡QB対決は、フィールズが勝ち切った。前半、パス19ヤード、1INTでレーティング2.8という最低の状態から、後半はパスで2TDを奪った。49ersの反則12回、99ヤード罰退はロースコアゲームの中で余計に目立った。
=phpto by Getty Images
パンサーズ●23-24○ブラウンズ
残り1分でルーキーKケード・ヨークが58ヤードのFGを決め、18年ぶりの初戦白星を飾ったブラウンズの勝因は地上戦の支配。RBニック・チャブは141ヤード、カリーム・ハントは46ヤードを走った。パンサーズQBベイカー・メイフィールドは、古巣との対戦。終盤にキャッチアップで見せ場を作ったが届かなかった。
=phpto by Getty Images
セインツ○27-26ファルコンズ
コルツ△20-20△テキサンズ 
レイブンズ○24-9ジェッツ●
ジャガーズ●22-28○コマンダーズ

【小座野容斉】

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