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2023-02-14

東京女子2・18名古屋でIP王座に挑戦。野心に燃える初来日の“キック・デーモン”ジャナイ・カイに聞く【週刊プロレス】

ジャナイ・カイ

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東京女子2・18名古屋大会で渡辺未詩の持つインターナショナル・プリンセス王座に挑戦するジャナイ・カイ。キャリア5年で待望の初対日を果たしたジャナイは2・11後楽園ホール大会でもタッグマッチで得意の蹴りで勝利を挙げ、ベルト奪取に弾みをつけた。今回は「日本で名をあげたい」と野心に燃える“キック・デーモン”に話を聞いた。


ジャナイ・カイはワシントンDC出身のジャナイは現在28歳。「プロレスは子供の時から親と一緒によく見ていました」とのことで、特に視聴していたのはWWE。中でもTAJIRI、ロブ・ヴァン・ダムは好きなスーパースターだったという。

プロレスラーになりたくて子供の頃から格闘技を習い始めた。「テコンドーは6歳から7年間通って黒帯を取得しました。その後、ムエタイも習ったし、13歳からはレスリングもかじっていました。テコンドーもよかったけど、プロレスのほうが好きだったし、テコンドーでオリンピックを目指すよりもプロレスラーになりたかった」。

東京女子プロレスの印象を聞くと「すごく楽しいし、良い団体」。昨年7月には山下実優と3WAYマッチ(もう1人はビリー・スタークス)で、11月には伊藤麻希とシングルマッチで対戦している。「AEWに来ているTJPWの選手は以前から注目していました。マキ・イトーは楽しい雰囲気もあってやりやすかったし、ミユとの試合もとてもエキサイティングなものでした」。

今回の初来日で渡辺未詩の持つインターナショナル・プリンセス王座への挑戦というビッグチャンスを手にした。「情熱を持った熱い選手と闘っていきたいと思っていて、ミウには特にそれを感じているから、この闘いはすごく刺激的。とてもキュートだけど当たりが強くてパワーもありますね」と現王者の印象を語ってくれた。

そんな未詩を攻略するには、自身のバックボーンでもある蹴りしかないと考えている。「たくさん蹴りまくることには変わらないけど、相手の動きも考えて戦略的に蹴りでダメージを与えていくことが大事」。得意のトルネードキックに繋ぐためにも、ありとあらゆる対策を練っていることだろう。

今後の目標は「日本で名をあげたい」。そのためにはどうしてもインターナショナルのベルトは手に入れたい。「ベルトを獲れればTJPWを代表する選手になれるし、アメリカに持ち帰って防衛し続けて、日本にまた帰ってきてTJPWで防衛し続ける」と永久防衛もブチあげた。「今は始まりに過ぎないけど、これから実績を重ねて日本で名をあげられるように頑張りたい」とジャナイの野心はもえたぎっている。

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