上写真=例年、欠席者も見られる発表会だが、今年は26選手全員出席!
毎年恒例、ミニマム級からミドル級までの13階級で、日本チャンピオン対最強挑戦者が激突する『チャンピオンカーニバル』。第40回、2019年の全カードが決定。24日、全26選手が集結し、東京都内で発表された。
今回の大注目カードは、フェザー級の“激戦派”源大輝(ワタナベ)対“天才”阿部麗也(KG大和)、スーパーライト級の“すっかり勢いに乗った”細川バレンタイン(角海老宝石)対“井上トリオの一翼”井上浩樹(大橋)だろう。
バンタム級戦のみ期日が未定となっているが、1月12日(土)のミニマム級&スーパーバンタム級戦で開幕し、約4ヵ月間で開催される。
各階級のカード、両選手のコメントは以下のとおり。
※C=チャンピオン、丸数字はランキング
◆ミニマム級
1月12日(土)東京・後楽園ホール
小野 心(ワタナベ)C=35歳 左ボクサー 35戦23勝(6KO)9敗3分
田中教仁(三迫)①=33歳 右ボクサーファイター 24戦17勝(9KO)7敗
「去年は挑戦者側に座っていて、来年は向こう(王者側)に座るぞと思っていて、いまこっち側にいます。1月の試合の次も考えているが、それは心に秘めて、この試合に集中します」(小野)
「とりあえず倒して、ボコボコにして、ベルト獲って帰ってきます」(田中)
◆ライトフライ級(王座決定戦)
2月14日(木)東京・後楽園ホール
堀川謙一(三迫)①=38歳 右ボクサーファイター 54戦38勝(12KO)15敗1分
戸髙 達(レパード玉熊)②=29歳 右ファイター 15戦9勝(3KO)2敗4分
「6年前くらいにチャンピオンカーニバルに出て、そのときは負けてしまいました(※編集部注:2014年2月に木村悠=帝拳=に判定負け)。今度は何が何でも勝ちます」(堀川)
「まさか自分がこの舞台に立てるとは思わず、何もわからないままここまで来てしまいました。当日は厳しい試合になると思いますが、ガンガン攻めていい試合にしたいです」(戸髙)
◆フライ級(王座決定戦)
2月2日(土)東京・後楽園ホール
中谷潤人(M.T)①=20歳 左ボクサーファイター 17戦17勝(12KO)
望月直樹(横浜光)⑥=24歳 右ボクサーファイター 18戦15勝(8KO)3敗
「しっかりみなさんの想いを拳に乗せて、日本チャンピオンになりたいと思います」(中谷)
「僕の目には(中谷選手は)完璧な選手に映っています。簡単で軽い言葉になってしまいますが、ベストを尽くしたい」(望月)
◆スーパーフライ級
4月21日(日)大阪
奥本貴之(グリーンツダ)C=27歳 左ボクサーファイター 31戦20勝(10KO)7敗4分
ユータ松尾(ワールドスポーツ)①=29歳 右ファイター 19戦15勝(8KO)3敗1分
「しっかり防衛して、MVPで30万円いただきます」(奥本)
「国際ジム閉鎖とともに、お世話になっているワールドスポーツジムの方々と、今年亡くなった高橋(美徳)会長のためにも、必ずチャンピオンになってこようと思います」(松尾)
◆バンタム級(王座統一戦)
期日・場所未定
齊藤裕太(花形)C=31歳 右ファイター 23戦11勝(8KO)9敗3分
木村隼人(ワタナベ)暫定C=29歳 右ファイター 30戦23勝(15KO)7敗
「“呪われたバンタム級”(日本バンタム級王座は、出場選手が体調不良やケガで長らく空位が続いた)のチャンピオンとして、花形スペシャル(※編集部注:花形進会長の得意のパンチ)でしっかり倒して勝ちます」(齊藤)
「齊藤選手は打ち合いが強いと思いますが、KOでしっかりと白黒つけて、自分が王者だと証明したいと思います」(木村)
◆スーパーバンタム級(王座決定戦)
1月12日(土)東京・後楽園ホール
中川麦茶(角海老宝石)①=29歳 右ボクサー 30戦24勝(14KO)5敗1分
田村亮一(JB SPORTS)②=31歳 右ファイター 14戦11勝(6KO)3敗
「強い相手と認識しています。メインイベントなので、いい試合をしましょう」(中川)
「この場にご招待いただいて感無量で、非常に強い相手と対戦できるのが嬉しいです。相手が強いので、手に力があふれてくるんですけど、それに合わせてテーピングをしっかり巻いてもらいたいなと。今回、『はじめの一歩』(会長の森川ジョージさん原作)のテーピングが来年の春に発売となります。1月の興行からも使用が可能となっているので使いたいと思います。前回タイトルをやったのは30歳のとき。『はじめの一歩』が30周年記念で、いま僕は31歳になってしまいましたが、必ず日本タイトルを獲りたいと思います」(田村)
◆フェザー級
5月1日(水)
源 大輝(ワタナベ)C=27歳 右ボクサーファイター 21戦16勝(13KO)5敗
阿部麗也(KG大和)①=25歳 左ボクサー 20戦18勝(9KO)2敗
「今回のチャンピオンカーニバルでいちばんの注目カードだと思っています。自分の日本ベルトと阿部選手の世界ランク。お互い懸けているものがあるので、人生を賭けて勝ちたいと思います」(源)
「ようやく日本タイトルマッチまで来ましたが、その前に1月19日(土)に杉田(ダイスケ=ワタナベ)選手と決まっています。その試合をさくっと終わらせて、同門なんで源選手にはそれを見てしっかり対策してもらって、万全な状態で来てもらった上で、蹴散らして勝ちたいと思います」(阿部)
◆スーパーフェザー級
5月4日(土・祝)東京・後楽園ホール
末吉 大(帝拳)C=28歳 右ボクサー 20戦18勝(11KO)1敗1分
大里 拳(大鵬)①=24歳 右ボクサーファイター 18戦15勝(4KO)2敗1分
「次の試合は圧倒的に勝って、自分がMVPを獲りたいと思います」(末吉)
「2月に末吉選手に負けて(8回負傷TKO)、もう1度やるために勝ち上がってきました。強さも上手さも知った上で、絶対に勝ちたいと思います」(大里)
◆ライト級
4月11日(木)東京・後楽園ホール
吉野修一郎(三迫)C=27歳 右ボクサーファイター 9戦9勝(7KO)
アクセル住吉(関門JAPAN)①=33歳 右ボクサーファイター 18戦11勝(3KO)4敗3分
「2年連続出場ですが、やることはひとつ。倒して勝つことです。楽しみにしててください」(吉野)
「山口県の下関からやってきました。“関門のトラフグ”アクセル住吉です。吉野チャンピオンはアマチュアのころからスター選手で、そのころから強いなと思って見ていました。そのチャンピオンとこうした素晴らしいステージで戦わせていただくことに感謝しています。倒すぞとおっしゃっていますが、ひとつ注意しておきたいのは、フグの調理師免許を取っておいたほうがいいと思います」(住吉)
◆スーパーライト級
4月6日(土)東京・後楽園ホール
細川バレンタイン(角海老宝石)C=37歳 右ボクサーファイター 33戦24勝(11KO)6敗3分
井上浩樹(大橋)①=26歳 左ボクサー 12戦12勝(10KO)
「源選手、阿部選手、ごめんなさい! いちばん注目されているのは絶対に僕と浩樹の試合です。めちゃくちゃ強いのは僕がいちばん知ってます。何度もスパーリングもしていて、やられてますから。4月6日は顔も腫れるでしょう。目も潰れるかもしれません。なにより、ものすごーく脳が揺れると思います。でも上等です。絶対に勝ちます。みなさん期待してください」(細川)
「僕も注目されてるのは僕たちの試合だと思ってます。試合が決まってから、練習ですごく強くなってる気がします。それは相手の選手も同じだと思います。お互い高め合って、いい試合ができたらいいなと思ってます」(井上)
◆ウェルター級
4月21日(日)大阪
矢田良太(グリーンツダ)C=29歳 右ボクサーファイター 22戦18勝(15KO)4敗
永野祐樹(帝拳)①=29歳 左ファイター 17戦15勝(11KO)2敗
「“浪速のターミネーター”矢田良太です! チャンピオンカーニバルは2年連続出場で、前回は殊勲賞をいただき、いい思い出しかありません。今回はそれ以上にいい思い出をつくるために、最高の準備をして、強敵の永野選手とバチバチ打ち合って、いちばんこの中で目立った試合をして、矢田がやっぱMVPやなって言ってもらえる試合をします。みなさん期待してください! ボクシング、さいこーっ!」(矢田)
「初めてのタイトルマッチですけれど、もしかしたら、自分にとっては最初で最後のチャンスになるかもしれないので、浪速のターミネーターを破壊して、1発でベルトを獲りたいと思います」(永野)
◆スーパーウェルター級
5月1日(水)東京・後楽園ホール
新藤寛之(宮田)C=32歳 左ボクサー 26戦20勝(8KO)4敗2分
松永宏信(横浜光)①=31歳 左ボクサーファイター 15戦14勝(8KO)1敗
「4日前に試合をして引き分け防衛というかたちで、スッキリしない部分もあるので、次の試合ではきっちり勝って、やっぱり新藤強いなって知ってもらえるよう頑張ります」(新藤)
「去年の今ごろは、今年こういうチャンスをもらえるとは思ってなかったので光栄です。新藤選手の引き分け防衛は、僕も見ててスッキリしなかったので、僕がまず正規王者になって、その後、暫定も統一してというビジョンを叶えるために、次の試合は必ず勝ちます」(松永)
◆ミドル級
3月2日(土)東京・後楽園ホール
竹迫司登(ワールドスポーツ)C=27歳 右ボクサーファイター 10戦10勝(10KO)
加藤収二(中野サイトウ)①=28歳 左ボクサーファイター 12戦10勝(6KO)1敗1分
「来年以降、アジア、世界を見据えていく上で、指名挑戦を受けるということは、自分にとってスキルアップになると思います。過去最高の出来でリングに上がり、『竹迫ハンパない』って言われるような試合をして、2年連続MVPを狙いたいと思います」(竹迫)
「竹迫選手は圧倒的に強いチャンピオンで、片や自分は小さなジムから初のタイトル挑戦で、かなり不利と思われてると思いますが、試合当日はみなさんをアッと驚かせる試合をしたいと思います」(加藤)
取材&写真_本間 暁
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