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2018-10-13

【ボクシング】強打のアップは足腰から 清水聡が12・3東洋太平洋V4戦

※上写真=左から松本好ニトレーナー、清水、大橋秀行会長
写真◉ボクシング・マガジン

 東洋太平洋フェザー級チャンピオン清水聡(大橋)が次戦を発表。12月3日、東京・後楽園ホールで同級5位の上原拓哉(アポロ)を相手に4度目の防衛戦に臨む。

 ロンドン五輪の銅メダリストからプロ入り後は7連続KO中の清水に対し、挑戦者の上原も16戦全勝(10KO)をマークする関西のホープ。清水は「全体的に安定した選手」と上原を評しながらも、同僚・井上尚弥の初回KO劇を刺激に「僕もいい試合をして来年の世界戦につなげたい」と先を見据える。

「最近は左のパンチの切れが増してきて、物凄くいい状態」と清水。左の強さには定評があるが、さらなる威力アップの実感はハードなロードワークや階段トレーニングで培った足腰の強さからきているという。

  各団体の世界ランキングも上がってきたが、世界挑戦が早く決まってほしいというジレンマは「若い頃ならあったと思う。今はタイミングを……」と、焦りは見せない。しっかりと足場を築いてきた清水の次の一歩に注目したい。(ボクシング・マガジン◉藤木邦昭)

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